Plus 1.75 mm

<p>ファーストレイヤーキャリブレーションは、ノズルの先端とプリント面の距離を調整するためのものです。 押し出されたフィラメントが、わずかに押しつぶされてヒートベッドにぴったりとくっついている状態になるようにノズルの高さを調整していきます。</p>
<p>組立て済みのPrusaプリンターはすでに微調整されています。このキャリブレーションは、キットバージョンを組み立てた場合、またはノズルを変更する場合のみ必要となります。 ファーストキャリブレーションはウィザードの一部です(XYZキャリブレーションの最後のステップ)。 後で <em>LCD menu - Calibration - First Layer Calibration</em> から再度、ファーストキャリブレーションをすることもできます。 このキャリブレーションを実行中、プリンターがジグザグパターンをプリントしているときに、ノブを回してノズルとベッド間の距離を手動で調整していきます。</p>
<div class="warning-callout"> シートの種類（スムース、サテン、テクスチャー）ごとに厚みが異なるため、それぞれに異なるファーストレイヤーのキャリブレーションを使用する必要があります。そのために、便利な機能が用意されています。<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/steel-sheet-profiles_1955">スチールシートプロファイル</a>.</div>
<p>新しく組み立てたプリンタでは、値をゼロから開始して負( - )の値の方に移行させ、ノズルとヒートベッド間の距離を縮めていきます。初期のゼロ値は、P.I.N.D.A/SuperPINDA.の位置で設定されます。 <strong>ノブを反時計回りに回すと、ノズルがベッドに近づいていき、値がゼロから離れていきます。 &nbsp;</strong>この値はプリンタ毎に固有で、時間や使用歴によってわずかに変化する場合もあります。したがって <strong>高さを調節するときは、設定値ではなく、目視で確認する必要があります。 &nbsp;</strong></p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first_layer-768x433-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first_layer-768x433-1-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first_layer-768x433-1-300x169.jpg 300w" alt="" width="600" height="338"></p>
<p>ファーストキャリブレーションが正しく設定されていないと、さまざまな問題が発生する可能性があります。 ノズルがプリント面から離れすぎると、プリントが適切に貼り付かないリスクがあり、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/extruder-blob_2005">ブロブ</a> が発生する可能性があります。 一方、設定が近すぎると、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/clogged-nozzle-hotend-mk3-5-mk3s-mk2-5s_2008">詰まり</a> やプリント品質が低下するだけでなく、場合によってはヒートブレイクやプリントシートなど、ハードウェアが損傷する可能性もあります。<strong>プリントがくっつき過ぎることもあります。<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/flexible-steel-sheets-guidepost_2195">Flexible steel sheet</a></strong>したがって <strong>この作業を適切に行うことが重要になります。 </strong></p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-01.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-01-300x62.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-01-600x125.jpg 600w" width="600" height="125" data-hd-align="center"></p>
<p>この作業を行う前に、プリント面 (サテン、スムース、テクスチャーのあるスチールシート) がきれいなことを確認してください。クニーニング方法については、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-issues_1804">PEIプリント面の準備</a> を参照してください。 テクスチャー加工されたスチールシートとスムーズスチールシートを使ったときの外観には、いくらかの小さな違いがあります。よって、まずスムーズスチールシートで説明した後に、両方の写真とガイドラインを示します。</p>
<div>
<div class="note-callout" style="text-align: center;"><strong>ノズルをベッドに近づけるには、ノブを反時計回りに回します。</strong></div>
</div>
<h3>スムーズシート</h3>
<h4>高すぎる</h4>
<p><strong>ラインは平らになっているが、押しつぶしが足りない。</strong> テストラインの最後にプリントする塗りつぶし四角形パターンで<strong>ライン間に隙間が発生しています。 (<span style="color: #e03e2d;">左の写真</span>)のようなときは、ノズルの位置が高すぎることを意味します。&nbsp;</strong>このときの値は、適正値よりもゼロに近い値になっています。</p>
<h4>低すぎる</h4>
<p>ノズルの位置が低すぎると (<span style="color: #e03e2d;">右の写真</span>) ラインが完全に押しつぶされており、最後の塗りつぶし四角形の<strong>ライン間に隆起が見られるときは、ノズル位置が低すぎるサインで</strong> 適正値よりゼロから離れた値になっています。 低すぎると、塗りつぶし四角形の端がめくれ上がりはじめることもあります。極端な場合、フィラメントが非常に薄く広がり、プリントされたフィラメントが透けて見えるようになり、ホットエンドの詰まりの原因にもなります。</p>
<h4>適正</h4>
<p>適正に調整すると、ライン間に隙間や隆起がなく、平らな表面 (<span style="color: #2dc26b;">中央の写真</span>) が形成されます。 先に述べたように、数値はP.I.N.D.A./SuperPINDAセンサーが固定されている位置とノズル先端の高低差によって異なります。これは各マシンで固有であり、プリントしたときの状況を目視でチェックしなければ意味がありませんが、目安としての<strong>一般的な範囲は-0.400 〜 -1.500です。</strong></p>
<p><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-300x119.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-600x238.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-768x305.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-800x318.jpg 800w"></p>
<div class="note-callout">適正値よりもノズルを近づけると接着力が向上する場合があります。ただし、接着に問題があるものの、1層目のキャリブレーションが「GOOD」写真(<span style="color: #2dc26b;">中央の写真</span>) のように見える場合、接着の問題の原因は別の場所にあります。たとえば、汚れた/油脂の付着したシート、プリント設定、ベッドレベリング/ XYZキャリブレーション、または溶融フィラメントの押し出し不足などです。</div>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-600x214.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-800x286.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-300x107.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-768x274.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-1536x548.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-2048x731.jpg 2048w" alt="" width="1121" height="400"></p>
<div class="warning-callout"><strong>スムースシートとテクスチャーシートを入れ替えても、同じファーストレイヤーのキャリブレーションを使用することはできません！&nbsp;</strong>詳しくは<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/steel-sheet-profiles_1955">スチールシートプロファイル</a>をご覧ください。</div>
<h3>テクスチャー加工シート</h3>
<p>テクスチャー加工シートは、PEIのスムーズシートよりも薄いため、ノズルを少し近づける必要がありますが、スムーズシートと同じ結果を求めています。繰り返しますが、<strong>設定が低すぎると(<span style="color: #e03e2d;">右の写真</span>) 、フィラメントが付着していないように、フィラメントがエッジの周りで丸まり始める</strong>ことがあります。数値が適正値よりもゼロから遠すぎていますので、調整し直す必要があります。</p>
<p>ノズルの位置が高すぎると、ラインが丸くなり、最後の塗りつぶし四角形のライン間にギャップができます。この場合、値は適正値よりもゼロに近すぎています。</p>
<p><img decoding="async" title="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-300x119.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-600x238.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-768x305.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-800x318.jpg 800w" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04.jpg"></p>
<h3>ノズルを見ましょう</h3>
<p>1層目は約0.2mm/0.00787402インチです。 ノズルとシートまでの距離を目視で確認することも値の設定の役に立ちます。 ただし、プリントされた層をノギスで測定することは、最初の層の調整に推奨される方法ではありません。</p>
<p><img decoding="async" title="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-300x119.jpg 300w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-600x238.jpg 600w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-768x305.jpg 768w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-800x318.jpg 800w" src="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05.jpg"></p>
<h3>1層目のキャリブレーションを実行するタイミング</h3>
<p>一般に、&nbsp;<strong>1層目のキャリブレーション</strong> は、<strong>アセンブリに大きな変更</strong>があるたびに実行する必要があります。これには、ノズルの変更、エクストルーダーのアップグレード、またはその他の軸の更新などが含まれます。プリンタを別の場所に移動する場合も、すべてのキャリブレーションを実行する必要があります。</p>
<div class="tip-callout">ノズル径が0.4mm以外の1層目のキャリブレーションについては、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/different-nozzle-types_2193#first-layer-calibration-of-other-nozzles">こちらの記事</a>をご覧ください。</div>
<h3>その他の問題</h3>
<ul>
<li>直線のラインの幅がところどころで変化する場合は、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/bed-level-correction_2267">ベッドのレベル補正</a>を行う必要があるかもしれません 。</li>
<li>ノズルがベッドに接触した場合、SuperPINDA/P.I.N.D.A.センサーはフレキシブルスチールシートを検知できていないので、センサーを固定しているホルダーのセンサー位置を物理的に下に移動する必要があります。これにより、センサーの高さがノズル先端の高さに近づきます。アセンブリマニュアルの<a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/9-preflight-check_76792">プリフライトチェック</a> の指示に従って調整されていることを確認してください。<strong><span class="tooltip" data-tooltip="p-i-n-d-a-sensor_125447">P.I.N.D.A. センサー</span>&nbsp; の固定位置を変えたときは 、1層目のキャリブレーションをやり直す必要があります。</strong></li>
</ul>

1層目のキャリブレーション (i3)

レイヤーと外周

サポート材

<p>これは、3Dプリントにおける最も一般的な問題であり、おそらく誰もが最初に遭遇する可能性が高い問題です。1層目は、プリントするオブジェクトの土台となるため、重要なレイヤーです。 したがって、1層目が不完全だと、プリントが失敗する可能性が高くなります。 多くの一般的な3Dプリントの問題は、1層目が不十分であることに起因しています。 1層目をプリントするときに問題が発生する可能性がいくつかあるので、これらの問題を回避するために何ができるかを見てみましょう。</p>
<p>最適なプリント品質を実現し、プリントが失敗する可能性を最小限に抑えるために、プリントする表面を定期的にメンテナンスする必要があります。 簡単な手順なので、ティプスと推奨方法を見てみましょう。</p>
<h3>プリント面の準備方法&nbsp;</h3>
<p>&nbsp;<strong>手や汚れた道具で</strong> プリント面に触れない場合は、毎回のプリントの前に表面をきれいにする必要はありません。 ベッドと&nbsp;<strong>同様に使用する道具も掃除しておくと</strong>&nbsp;、次のプリントをすぐに開始できます。</p>
<h4><strong>イソプロピルアルコール</strong></h4>
<p>プリント面との良好な密着性を得るには、プリント表面をきれいにしておくことが重要です。 ABS、PLA、およびその他の多くの材料でプリントするときの<strong>一番良いクリーナー</strong>は、<strong>90％イソプロピルアルコール(IPA)</strong>です。これは通常、地元のホームセンターやドラッグストアで購入できます。 <strong>エタノールでも大丈夫です</strong>。ただし濃度には注意が必要で、 常に90％のIPAを使用することをお勧めします。濃度の低いものには、不適切な化学物質や油が含まれている可能性があります。&nbsp;</p>
<p><strong>PETG、XT、およびCPHフィラメントは例外です</strong>。接着力が強くなりすぎて、スムーズPEIシートが損傷することがあります。 分離剤（スティックのりなど）の使用をお勧めします。 これらの材料を使用してプリントする方法の詳細については、<a href="https://help.prusa3d.com/en/category/material-guide_220">材料ガイド</a>をご覧ください。</p>
<div class="warning-callout">皮膚/化粧品、すなわち皮膚または爪用の洗浄剤（IPAなど）には、保湿剤やオイルなどの不適切な添加剤が含まれている場合があります。</div>
<h4>窓ガラス用洗剤</h4>
<p>2番目のやり方は、アンモニアを含む&nbsp;<strong>ウィンドウクリーナー&nbsp;</strong>（Windexなど）をペーパータオルにスプレーして、ベッド表面を拭くことです。 ウィンドウクリーナーは、IPAよりも表面の脱脂が少ないことに注意してください。 ベッドは熱くなっていても掃除できます。表面やノズルに直接触れないように注意してください。 または、ペーパータオルと&nbsp;<strong>温水および数滴の食器用洗剤</strong>&nbsp;を組み合わせて表面をきれいにすることもできます。</p>
<h4>アセトン</h4>
<p>表面のPEIは、数百時間使用すると接着力が下がってくることがあります。 モデルの密着が以前よりも弱くなってきたと感じるようになったら、<strong>アセトン</strong>で表面を完全に拭いて接着力を回復させます。 これは、<strong>スムーズPEIシートでのみ、また、月に1回程度の頻度で使用する必要があります</strong>。 &nbsp;<strong>アセトン</strong>を使いすぎないでください。 頻繁に使用すると、PEIの表面がもろくなります。 また、PETGでプリントする前に&nbsp;<strong>アセトン&nbsp;</strong>を使用しないでください。</p>
<div class="warning-callout"><strong>テクスチャー</strong>加工のスチールシートには、<strong>絶対にアセトンを使用しないでください</strong>。 ネイルカラーリムーバーやブレーキクリーナーなどの他の溶剤にも、アセトン（アセテート）が含まれていることがあります。</div>
<h4>のり</h4>
<p>のりは、接着力を高めるための優れた使いやすいツールです。 また、保護分離層を生成してくれます。 3Dプリント用に特別に作られた接着剤は必要ありません。 一般的な（PVAベースの）スティックのりを使用できます。 これは<strong>Prusaプリンターに付属しています</strong>。 私たちの経験から、PLAを印刷する場合は特に必要ありませんが、以下のものでは、のりを塗るのが推奨される場合があります:</p>
<ul>
<li><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/polyamide-nylon_167188">ナイロン</a></li>
<li><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/petg_2059">PETG</a></li>
<li><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/polycarbonate-pc_165812">ポリカーボネート(PC)</a></li>
<li>PETベースの材料</li>
<li>他の新しい材料</li>
<li><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/flexible-materials_2057">フレキシブル材料</a></li>
</ul>
<div class="tip-callout"><strong>ウィンドウクリーナーや食器用洗剤</strong>でPVAのりを簡単に拭き取ることができます。</div>
<div>他の種類の接着剤を代用して使用しないでください。 <strong>シートに瞬間接着剤を塗らないでください！</strong> 表面積の大きいプリントを取り外すときに、へらを使用しながら外す方がよい場合があります。 スムーズPEIシートが破れる可能性があるため、シートを曲げながらプリントを取り除くときは、優しく作業してください。</div>
<h4>ABSジュース</h4>
<p>ABSでプリントするときに、<strong>シートの種類がスムーズPEIの場合にのみ</strong>、ABSジュースが使用できます。ABSジュースはアセトンにABSを混ぜたものです。 ABSジュースを塗るときは非常に優しく、<strong>ベッドが冷えている状態で行ってください</strong>。 プリント品は非常に強くベッドに密着します。&nbsp;</p>
<div class="note-callout">当社製ジュースはeショップで購入できます。 <a href="https://shop.prusa3d.com/en/i3-accessories-mk3s-mk25s-etc/50-abs-juice-granule-only.html">purchased in our e-shop</a> ただし、残念ながら、UPSサービスでは、輸送上の制約により、アセトン系製品を航空便に乗せることができません。</div>
<div class="warning-callout" style="text-align: center;"><strong>テクスチャードシートにABSジュースは絶対に使用しないでください。</strong></div>
<h4>再表面化</h4>
<p>ノズルやツールによって、シート表面に小さな跡が残ることがあります。 通常、それらの跡は他の部分よりも光沢があります。機能や接着性には影響しません。 ただし、再表面化することで、プリントベッド全体で同じ表面の外観にすることができます。</p>
<p>再表面化の最も簡単な方法は、乾いたキッチンスポンジの固い方の面を使って、跡がある部分に円を描くように数回優しく拭くことです。 他の方法としては、細かい紙やすり（400番-600番）を使用して、シートを軽くこすってください。 その後、IPAで拭き取ります。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/steelsheet.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/steelsheet-300x206.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/steelsheet-583x400.jpg 583w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/steelsheet-768x527.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/steelsheet-800x549.jpg 800w" alt="steelsheet comparison" /></p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 50px; border-style: dotted; margin-left: auto; margin-right: auto;" border="1">
<tbody>
<tr style="height: 16px;">
<td style="width: 33.3333%; height: 16px; border-style: dotted;"><strong>スムーズPEIシート&nbsp;</strong></td>
<td style="width: 33.3333%; height: 16px; border-style: dotted;">
<ul>
<li>イソプロピルアルコール90%+ (IPA) - ベスト脱脂剤</li>
<li>Windex - 脱脂効果は<br />
IPAよりは劣る</li>
<li>温水+食器用<br />
洗剤を数滴</li>
<li>(IPA等でシート上の糖分<br />
残留物が除去できない場合)</li>
<li>アセトン-シートを復<br />
活させるためごくたまに</li>
</ul>
</td>
<td style="width: 33.3333%; height: 16px; border-style: dotted;">
<ul>
<li>PETGをプリントする時は、Windexを使う</li>
<li>FLEX, PETG, および他のPET系材にはスティックのりを使う</li>
<li>IPA + PETGを使用すると、プリントがシートに非常に強く付着します。 取り除くことが非常に難しくなるかもしれません&nbsp;</li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 34px;">
<td style="width: 33.3333%; height: 34px; border-style: dotted;"><strong>テクスチャードパウダーコート</strong><br />
<strong>シート</strong></td>
<td style="width: 33.3333%; height: 34px; border-style: dotted;">
<ul>
<li>イソプロピルアルコール90%+ (IPA) - ベスト脱脂剤</li>
</ul>
</td>
<td style="width: 33.3333%; height: 34px; border-style: dotted;">
<ul>
<li><span style="color: #e03e2d;"><strong>アセトン使用禁止!</strong></span></li>
<li>Windex - 脱脂効果はIPAよりは劣る</li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3><strong>ノズルがシートに近すぎ/離れすぎ</strong></h3>
<p>ノズルがプリントベッドに近すぎると、プラスチックがエクストルーダーから出てくるのに十分なスペースがなくなります。 ノズルをプリント面に近づけすぎると、機構的にノズルの開口部が塞がれた形になって、プラスチックが押し出されてこなくなります。 この問題は、プリンタが最初の1、2層のプラスチックをうまく押し出していないなどの現象で簡単に認識できます。 ライブアジャストZ機能と <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-calibration-i3_112364">1層目のキャリブレーション (i3)</a>オプションを使用して、ノズルの高さを微調整します。</p>
<p>まず、第1層のキャリブレーションは、LCDメニュー→Calibration→First layer calibrationで実行できます。 <strong>この手順の詳細につきましては、別ページ <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-calibration-i3_112364">1層目のキャリブレーション (i3)</a>を参照してください</strong>。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-800x318.jpg" alt="" width="800" height="318" /></p>
<div class="warning-callout"><strong>接着力が弱いときに、Live Adjust Z値を低く(マイナス値を大きく)設定することで最初のレイヤーを押しつぶすようなことはしないでください。 ノズルを下げすぎると、ノズル先端がシートに損傷を与え、過度の負荷や振動を引き起こす可能性があります。</strong> 誤ったLive Adjust Z値によって引き起こされた損傷は、保証の対象外です。</div>
<h3>スピードと温度</h3>
<p><strong>プリントスピードを下げる</strong></p>
<p>上記の方法で問題が解決しない場合は、プリントスピードを下げてみてください。 それを実行する最も簡単な方法は、プリント中にノブを回転させることです。 反時計回り=速度を下げる、時計回り=速度を上げる。 最初の3レイヤー分の速度を約75％に下げてから、通常に戻すことをお勧めします。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first-layer-calibration-display.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first-layer-calibration-display-300x111.jpg 300w" alt="first layer calibration lcd" width="655" height="243" /></p>
<p><strong>推奨のプリント温度にしてみる</strong></p>
<p>推奨されるノズルとヒートベッドの温度を使用してください。PrusaSlicerは選択した材料に基づいてそれらを正しく構成するため、手動でプリンターの温度を調整する必要はありません。 うまく付着しない新しい材料を試している場合は、ヒートベッドの温度を5〜10℃上げてみてください。 こうすると、プラスチックは多少良くくっつきます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/recomented-printing-temeratures.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/recomented-printing-temeratures-300x109.jpg 300w" alt="recomendet printing temperatures " width="657" height="239" /></p>
<h3>完全または部分的な詰まり</h3>
<p><strong>エクストルーダーが詰まっている可能性があります</strong>。 これは、過剰な破片がノズル内に詰まった場合、高温のプラスチックがエクストルーダー内に長時間保持された場合、またはエクストルーダーの熱冷却が不十分でフィラメントが目的の溶融ゾーンの外側で軟化し始めた場合に発生しやすくなります。 詰まったエクストルーダーを修理するには、エクストルーダーの分解を要する場合があります。 <strong>詳しくはこちら<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/clogged-nozzle-hotend-mk3-5-mk3s-mk2-5s_2008">ノズル/ホットエンドの詰まり (MK3S, MK2.5S)</a>をご覧ください。</strong></p>
<h3><strong>うねりのある表面</strong>&nbsp;</h3>
<p>プリント表面にうねりがあり、メッシュベッドレベリングではうまく調節しきれないときは、プリント面の水平レベルを合わせるために、水平レベルから下がっているところのスチール板の下に紙を挟んでみてください。 <strong>根本的な解決法は、ファームウェア <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/bed-level-correction_2267">ベッドレベル補正</a>を実行することです 。</strong></p>
<p><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/uneven-sheet.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/uneven-sheet-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/uneven-sheet-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/uneven-sheet-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/uneven-sheet-800x450.jpg 800w" alt="uneven sheet" /></p>
<p><strong>シートが正しく配置されているか</strong>&nbsp;</p>
<p>プリントする前に、プリントシートが正しく取り付けられていること、および前のプリントの残渣やシートの水平レベルに影響を与える可能性のある細いフィラメントゴミなどが付着していないかチェックしてください。 また、シートが平らで、曲がったり損傷したりしていないことを確認してください。</p>
<p><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/correctlyplacesheet.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/correctlyplacesheet-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/correctlyplacesheet-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/correctlyplacesheet-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/correctlyplacesheet-800x450.jpg 800w" alt="correctly placed sheet" /></p>
<h3>ブリム(つば)</h3>
<p>ベッドに接着剤を追加塗布することを検討する前に、PrusaSlicerのブリムオプションを使用するなどして、最初の層の表面積を増やしてみてください。<strong> 詳細はこちらの記事 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/skirt-and-brim_133969#brim">スカートとブリム</a>をご覧ください。</strong></p>


1層目の問題

<p>Original Prusa i3 プリンターは、E3D V6ホットエンドを使用しています。 これらは、E3D V6 ホッとエンドに対応したノズルであれば、殿のずるでも装着可能です。プリンターに付属のノズルはE3D V6 0.4mm 真鍮ノズルですが、他のタイプや <a href="https://blog.prusaprinters.org/everything-about-nozzles-with-a-different-diameter_8344/">穴径</a> も使用できます。 <strong>以下の手順はOlsson Ruby以外の全てのノズルで共通です。&nbsp;</strong></p>
<div class="warning-callout"><strong>Olsson Rubyノズルを交換するには、</strong> <a href="https://support.3dverkstan.se/article/66-the-olsson-ruby-instructions-for-use">3DVERKSTANの公式サイト</a> にある指示に従ってください。そうしないと損傷する可能性があります!</div>
<h3>ノズルを変える理由は？</h3>
<p>ノズルを交換する理由は、大きく分けて2つあると考えられます。:</p>
<ul>
<li>ノズルが磨耗しているので交換が必要</li>
<li>ノズルの種類や径を変えてプリントしたい</li>
</ul>
<div class="tip-callout">真鍮製のノズルで研磨材をプリントするのでなければ、純正の真鍮製ノズルは何百時間でもプリントすることができます。目詰まりを解決するために比較的新しいノズルを交換することは解決策ではありません！</div>
<div>純正の0.4mmノズルを装着した Original Prusa i3プリンターは、<a href="https://www.prusa3d.com/product/nozzle-e3d-v6-0-4-mm/">can be found in the eshop</a> または <a href="https://www.prusa3d.com/product/nozzle-0-4/">an alternative 0.4mm nozzle</a>  i3 と MINI/+ プリンターに対応したものを提供しています。</div>
<h3>必要なツール</h3>
<ul>
<li>2.5 mm 六角レンチ（組立式プリンター、キットに付属しています）</li>
<li>7 mm スパナ／ソケットまたはペンチ（7mmスパナ／ソケットは組立式プリンターおよびキットに付属していません）</li>
<li>17 mm スパナ（組立式プリンターやキットには付属していません）</li>
<li>小皿またはアルミホイル（組み立て式プリンターやキットには付属していません）</li>
</ul>
<h3>手順</h3>
<p>以下の手順は、ファームウェアのバージョンが 3.12.0 以上であることを前提としています。ファームウェアのバージョンが古い場合は、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/how-to-update-firmware-mk3s-mk3s-mk3_2227"> 最新バージョンへのアップグレード</a> をお勧めします。新しいバージョンのファームウェアをフラッシュしなかった場合は、ステップ3の代わりに「ステップ3の代替」を除き、手順通りに操作してください。</p>
<div class="note-callout"><strong>この手順を正確に守ってください！</strong>このステップを省略すると、本記事の最後で説明する漏れや押し出しの問題が発生する可能性があります。</div>
<ol start="1">
<li>フィラメントが装填されている場合は、 <em>LCD Menu - Unload Filament</em> からアンロードします。オプションで <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/cold-pull-mk3s-mk2-5s_2075">コールドプル (MK3S/MK2.5S)</a> を実行します。</li>
<li><em>LCD Menu - Settings - HW Setup - Nozzle Change</em> と進みます。
<ol type="a">
<li>プリンターには、本ガイドへのリンクが表示されたメッセージが表示されます。</li>
<li><strong>LCDエンコーダをクリックする</strong>: を選択すると、プリンターはオートホームに戻り、その後Z軸は最上位に、X軸はセンターに移動します。その間、プリンターは自動的にノズルを <strong>280 °C</strong> まで加熱します。そのためにはノズルの加熱が欠かせません。</li>
<li>ノズルが一旦 <strong>280 °C</strong> になると、プリンター画面に次のメッセージが表示されます： "<strong>Hotend at 280C! Nozzle changed and tightened to specs?（Hotendが280℃になりました！ノズルを交換し、仕様通りに締め付けましたか？）</strong>"。 この時点ではLCDエンコーダーをクリックしないでください。</li>
</ol>
<li>
<li>プリントファンのネジ2本と、ファンシュラウドを固定しているネジ1本を外します。両方の部品を取り外します (下記写真参照).</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2023/06/85adeda53781f1c8b8e5ad32a6c8d6c6.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="Changing or replacing the nozzle (MK2.5S/MK3S/MK3S+) review" alt="" width="600" height="403" loading="lazy" /></p>
<p>ステップ2 の代替案：ファームウェアのバージョンが3.11.0までしかインストールされていないため、ステップ3を実行できなかった場合、エクストルーダー（Z軸）をできるだけ高くしてノズルへのアクセスを良くしてください： <em>LCD Menu - Settings - Move Axis - Move Z</em> へ進みます。 <strong>ノブ</strong> を回転させ高さを調整します。その後、<em>LCD Menu - Settings - Temperature - Nozzle</em> から、ノズルを <strong>280 °C</strong> まで予熱します。 そのためには、ノズルの加熱が欠かせません。</p>
<div class="warning-callout">注意：加熱された部品は、重度のやけどを引き起こす可能性があります！</div>
<ol start="4">
<li>17mmスパナ(M10)またはモンキーレンチでヒータブロックを保持します。</li>
</ol>
<div class="warning-callout">ホットエンドヒーターとサーミスターの線周りは <strong>壊れやすい</strong> ので特に注意してください。 作業中に線を切ってしまったり <strong>スパナでヒーターをショートさせてしまうことがあります!</strong></div>
<ol start="5">
<li>付属のラジオペンチを使用してノズルのネジを緩めて外します。オンラインストアのE3Dノズルを使用している場合は、7mmスパナ(M4)または7mmソケットレンチを使用してください。 <strong>外してしばらくはノズルは熱いままなので注意してください！ 表面が不燃性のものの上に置き、作業の邪魔にならないところに置いてください。</strong></li>
<li> プリンターが手順3cの画面のままであること、設定温度 (280℃)が変わっていないことを確認してください。スパナでヒーターブロックを保持して、新しいノズルを慎重にねじ込み、静かに、でもしっかりと締め付けます。<strong>過度の力は加えないでください!</strong></li>
</ol>
<div class="tip-callout">弊社のサービスチームとアセンブリチームでは、定格が1〜5 N·mのトルクレンチを使用して <strong>2.5N·m</strong>(ニュートンメートル)<strong>の力でノズルを締め付けています</strong> 。</div>
<h3>最終チェック</h3>
<p>ノズルとヒータブロックの間には<strong>必ず隙間 (〜0.5 mm) が必要です</strong> (左側の写真)。ノズルは、加熱しながらヒーターブロックで増し締め/固定し、<strong>ヒートブレイクと隙間がないロック状態になっている</strong> 必要があります (右側の図)。 そうなっていないと、溶融フィラメントが隙間から漏れでてきてしまいます (中央の図)。</p>
<p>ノズルを交換した後は、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-calibration-i3_112364">1層目のキャリブレーション</a> をやり直した方が良さそうな場合もあります。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 39.2947%;"><img decoding="async" style="float: left;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ljZASfpEuJDMIZZo_8643_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ljZASfpEuJDMIZZo_8643_painted-300x300.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ljZASfpEuJDMIZZo_8643_painted-400x400.jpeg 400w" alt="" width="300" height="300" loading="lazy" /></td>
<td style="width: 60.7053%;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-300x136.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-600x272.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-768x348.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-800x363.png 800w" alt="" width="772" height="350" loading="lazy" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>ビデオ解説</h3>
<div>&nbsp;</div>
<div class="embed-container" style="position: relative; padding-bottom: 56.25%; height: 0; overflow: hidden; max-width: 100%;"><iframe style="position: absolute; top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%;" src="https://www.youtube.com/embed/txt6sxV6X88" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>


ノズルの変更・交換 (MK2.5S/MK3S/MK3S+)

Original Prusa i3 MK1 to MK2 upgrade [進行中の翻訳]

Original Prusa i3 Plus 2.85 mm to 1.75 mm upgrade [進行中の翻訳]

Original Prusa i3 Plus 1.75 mm to MK2S upgrade [進行中の翻訳]

Original Prusa i3 Plus 1.75 mm kit assembly [進行中の翻訳]

組立てガイド

基本的なキャリブレーション

キャリブレーション中にプリンターがエラーメッセージ発した場合の対処方法。

キャリブレーションエラーメッセージ

パーフェクトプリントを実現するための、3Dプリンターを調整する方法を学ぶために知っておく必要のあるすべての情報。

キャリブレーション

プリンターの説明

プリンターの機能

shop.prusa3d.comで購入する前または後に興味があるかもしれないFAQおよび他の有用な情報

一般情報

3Dプリンターとその機能の基本的な概要に加えて、PrusaResearchの一般的な情報。

あなたのプリンターについて

3Dモデル

材料ガイド

スライス処理

プリンターメンテナンス

このセクションでは、材料ガイド、プリンタのトラブルシューティング、およびプリンタの使用に関する一般的な情報を見つけることができます。

このプリンターを使用

プリント品質のトラブルシューティング

プリンタートラブルシューティング

プリントエラーメッセージ

Description of how to recognize and solve common problems, especially hardware and electronics related. [進行中の翻訳]

Troubleshooting [進行中の翻訳]

ノズル

Learn about different nozzles, Raspberry Pi connection, Octoprint and more. [進行中の翻訳]

3rd party accessories [進行中の翻訳]

About [進行中の翻訳]

General [進行中の翻訳]

User interface [進行中の翻訳]

入力/出力

左ツールバー

トップツールバー

プリント設定

Filament settings [進行中の翻訳]

PrusaSlicer printer settings [進行中の翻訳]

Printer settings [進行中の翻訳]

Advanced options [進行中の翻訳]

Other [進行中の翻訳]

PrusaSlicerスライシングソフトウェアの公式ドキュメント。 基本構成からモディファイヤメッシュなどの詳細設定まで。

PrusaSlicer

Calibrate i3 Plus LCD/SD

Introduction

First print i3 Plus LCD/SD

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="225" height="225"></strong></div>
<h3>概要</h3>
<div><strong>PETG</strong> は最も簡単にプリントできる材料の一つで、<strong>安価で初心者に適しています</strong>。 <strong>比較的高い靱性と耐熱性があるのでエンジニアリングパーツ</strong> (たとえばプリンターパーツ)のプリントに適しています。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度:</strong> 1層目が230℃ 、2層目からは240℃</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度:</strong> 1層目が85℃、2層目からは90℃</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>シート:</strong> パウダーコートされたテクスチャーもしくはサテンシートの使用を強くお勧めします。スムーズPEIシートにプリントすると密着が高すぎてシートが破損することがあります。</div>
<h3>詳細な説明</h3>
<div>
<p><a href="https://shop.prusa3d.com/en/prusament/801-prusament-petg-prusa-orange-1kg.html"><strong data-stringify-type="bold">PETG</strong></a> (グリコール変性ポリエチレンテレフタレート) は一般的に使われる工業用プラスチックであり、<strong>低価格と優れたプリント性</strong>で3Dプリンターユーザーに人気があります。 粘り強く、優れた耐熱性を備えています; PETGは、層間の接着が優れているので、さまざまな機械部品、ホルダー、クランプ、および防水部品のプリントに最も一般的に使用されています。</p>
<p>PETGは表面に光沢があり、プリントシートに強く接着し、<strong>収縮や反りが少ないため</strong>（熱膨張がほとんどない）、大型モデルのプリントに適しています。 さらに、それの持つ高い粘り強さと柔軟性により、<strong>割れにくい材料といえます</strong>。 また、耐熱性も優れており、PETG部品は屋内および多くの屋外での使用（80℃未満の温度）に適しています。 <strong>私たちのプリンターの樹脂パーツはPETGで作られています！</strong></p>
<p>PETGの最後のGは、製造プロセス中にグリコールで変性されていることを意味します。 グリコールを使用すると、PETの脆性が下がり、プリントが容易になり、半透明のプリントで透明性が高まります。 もちろん、グリコールを含まないPETフィラメントでもプリントできます。 しかし、PETのプリントは難しいだけで、何のメリットもありません。</p>
<div class="warning-callout">PETG自体は<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/food-safe-fdm-printing_112313">食品安全</a>とみなされる場合がありますが、他のすべての3Dプリントと同様に、時間の経過とともにバクテリアが成長する可能性のある微小な隙間が存在する積層構造です。 <strong>食品安全な（エポキシ）コーティング</strong>を施すことでこれを防ぐことができます。 また、食品を扱うことが意図された用途である場合は、ステンレスノズルでプリントする必要があります。</div>
<p><strong>PETG</strong>は<strong>食品業界</strong>で多く使われており、<strong>食品安全</strong>とみなされていますが、食器や食品と直接接触するその他のものをプリントする場合は、PETG（またはその他のフィラメント）はお勧めしません。 主な理由は、細菌の成長を助長する多数の微細な積層間の表面溝が存在するためです。 ただし、それでも3Dプリントされた皿が必要な場合は、<strong>表面をシールする特別な層を適用し</strong>（食品安全コーティング）、きれいなステンレスノズルでプリントすることをお勧めします。</p>
<p>一部のメーカーは、<strong>PETGをさまざまな添加剤で強化</strong>し、別の名前で販売しています。 たとえば、E3DによるSpoolworks EDGEは、添加剤を使用して変更されたPET/共重合ポリエステルのブレンド品です。 目標は、より良いビジュアル品質、積層間の密着強度など上げることです。</p>
<p>サポートされている材料特性を比較するには、 <a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">材料表</a>を参照してください。</p>
</div>
<table class="striped">
<tbody>
<tr>
<th>
<p>利点</p>
</th>
<th>
<p>欠点</p>
</th>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 容易なプリント</p>
</td>
<td>
<p>✖ 糸引き現象が出やすい</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 良好な層間接着力</p>
</td>
<td>
<p>✖ ブリッジやオーバハングの仕上がりが悪い</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ タフで耐久性がある</p>
</td>
<td>
<p>✖ 細かいパーツのプリントには不適</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 反りが少ない</p>
</td>
<td>
<p>✖ プリント面への強固な接着</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>✔ 高耐熱性</td>
<td>
<p>✖ 危険な化学物質に溶解</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>✔ 良好な耐水性、耐湿性</td>
<td>
<p>✖ サポートが剥がしにくい</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>ベストな用途</h3>
<p>PETGは広く使用されていますが、屋内と屋外の両方で使用される機械部品に特に適しています。 私たちのプリンターの樹脂パーツのプリントにはPETGを使用しています！ ペットボトルも似たような素材で作られています。</p>
<h3>うまくプリントするためのヒント</h3>
<p><strong>温度設定と冷却</strong></p>
<p>PLAとは異なり、<strong>PETGには加熱ベッド（85℃）が必要です</strong>。 PETGのブリッジとオーバーハングの仕上がりは一般的に悪く、さらに糸引きが現象が出やすいです。 糸引きは、より早いリトラクションとより低いノズル温度で抑えられますが、<strong>うまく動作するようにチューニングされたPrusaSlicerプロファイル</strong>の使用をお勧めします。 <strong>PETGプリントでは冷却方法が重要なポイントです</strong>。冷却により、精細なモデルが可能になり、糸引きや垂れを防ぐことができます。 ただし、モデルの強度が気になる場合は、逆にプリントファンをオフにしてみてください。 フィラメント温度が高いほど、層間の結合が改善され、機械的性質が向上します。 それ以外の場合は、変形を防ぐためにプリントファンをオフにして最初の数層をプリントし、次にプリントファンを半分の速度で動かすことをお勧めします。 </p>
<div class="warning-callout">粘着力が強すぎて壊れる可能性があるため、<strong>スムーズPEIシートにプリントしないでください！</strong></div>
<p><strong>プリント表面の準備</strong></p>
<p><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pei-print-surface-preparation_2203">別の記事</a>で説明されているように、プリントする面がきれいであることを確認してください。 <strong>パウダーコートされたプリントシートの1つを使用することをお勧めします。 粘着力が強くなりすぎることがあるため、スムーズPEIシートにプリントしないでください。</strong> どうしてもスムーズPEIシートを使用する場合は、プリントする前にプリント面にスティックのりを塗ってください。</p>
<p><strong>ソリッドパーツには、外周の数を増やしてください</strong></p>
<p>真にソリッドなパーツをプリントする場合は、インフィルを追加するのではなく、<strong>外周の数を増やして</strong>みてください。</p>
<h3>ポストプロセス</h3>
<p>PETGは、乾式と湿式の両方で簡単に研磨できます。</p>
<p><strong>PETGの溶解</strong></p>
<p><strong>PETGの溶解と平滑化</strong>は、熟練者が <strong>危険な化学物質</strong>（ジクロロメタン）を使用可能なラボ施設で作業することが必要になります。</p>
<h3>サンプルプリント</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 954px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>MMU (マルチマテリアルユニット)</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>電装カバーと他のプリンターパーツ</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ウクレレ</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>多くのメカニカルパーツ</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px; text-align: center;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px; text-align: center;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>電子パーツ</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ボックスや整理箱</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>


PETG

<h3>PrusaSlicer マニュアルへようこそ</h3>
<p>PrusaSlicer (旧称：Slic3r Prusa EditionまたはSlic3r PE) は、オープンソースプロジェクト<strong><a href="https://slic3r.org/">Slic3r</a></strong> をベースにした自社開発のスライサーソフトウェアです。PrusaSlicerは、オープンソースで、機能が豊富で、また頻繁に更新されているツールです。</p>
<p>PrusaSlicerは、<a>Windows, Mac and Linux</a> に対応しています。</p>
<h3>歴史</h3>
<p>Slic3rプロジェクトは、<strong>Alessandro Ranellucci</strong> のリーダーシップのもと、成長を続ける3Dプリント技術にオープンソースのスライサーを提供する取り組みとして、2011年にRepRapコミュニティ内で誕生しました。Slic3rはすぐにユーザーの間に広まり、Josef Prusaが Original Prusa プリンター用の主要なスライシングソフトウェアを探していたとき、このSlic3r が選ばれました。Slic3r はオープンソースで、現在もそうですが、当時非常にパワフルなソフトウェアでした。</p>
<p style="text-align: center;"><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://cdn.helpdev.prusa3d.com/en/wp-content/uploads/jo_and_allesandro.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/jo_and_allesandro-300x170.png 300w, /wp-content/uploads/jo_and_allesandro-600x341.png 600w, /wp-content/uploads/jo_and_allesandro-768x436.png 768w, /wp-content/uploads/jo_and_allesandro-800x454.png 800w" alt="" width="421" height="239" /><em>Jo and Alessandro in 2012 (<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Tuxg2L7r1oI">video interview</a>)</em></p>
<p>しかし、Prusa Researchが非常に非常に早いスピードで成長するにつれ、スライシングソフトウェアの開発をより柔軟に行う必要がありました。ソフトウェアに変更を加える必要があり、その変更は早急に行われなければならず、また、より多くの機能を追加する必要もありました。この時点で、切り離されたオリジナルのSlic3rチームとの協力関係は維持できず、結局は、私たちでオリジナルのSlic3rプロジェクトのフォークを設立することにしました。</p>
<p>Slic3r Prusa Editionは、2016年11月に発売されました - 発売の詳細は<a href="https://blog.prusaprinters.org/introducing-slic3r-prusa-edition/">こちら</a>をご覧ください。専任のSlic3r PE開発者チームが設立され、新機能がどんどん追加されていきました。これらの変化は2019年5月に結実し、UIを大幅に刷新した新バージョンを<a href="https://blog.prusaprinters.org/prusaslicer-2-release/">PrusaSlicer2.0</a>という新しい名前でリリースしました。</p>
<p>なぜ名前を変えたのか？まず第一に、以前の名前は本当に紛らわしいものでした。自分たちの資料でも「PE」という接尾語をつけないことが多く、コミュニティでは Slic3r と Slic3r PE をほぼ同じ意味で使っていました。新しいユーザーは、Slic3r を誤ってダウンロードし、「3D Printing Handbook」に掲載されているスクリーンショットとは違って見えることや、自分のPrusaプリンタ用に設定されていないことを不思議に思うかもしれません。オリジナルの Slic3r について言えば、Slic3r PE はアップデートのたびに、オリジナルのコードからどんどん離れていきました。私たちは Perl のソースコードをすべて C++ に書き換え、特に2.0のアップデートでは、あまりにも多くの違いがあったため、名前をより明確にすることが適切だと考えました。</p>
<p>もちろん、オープンソースであり、 <a href="https://github.com/prusa3d/PrusaSlicer">GitHub</a> ですべてを見ることができます。そして、私たちのスライサーが <strong><a href="https://slic3r.org/">Alessandro Ranellucci</a></strong> によって書かれたオリジナルのプロジェクトをベースにしていることを、私たちは今でも誇りに思っています。現在、両プロジェクトは楽しく共存しており、新機能は頻繁にマージされています。</p>


概要情報

<p>プリンターは定期的に時間をかけてメンテナンスすることをお勧めします。 プリンターが好調でうまく機能しているとしても、定期メンテナンスは実行しておく必要があります。 <strong>プリント時間の200〜300時間毎に、使われているコンポーネントのチェックと保守を行う必要があります。</strong> このガイドは、Original Prusa i3 プリンター、すなわち MK3S+、MK3s、MK3、MK2.5S、MK2.5、MK2S、およびPlus 1.75 mmに有効です。<strong><br /></strong></p>
<div class="tip-callout">プリント時間は、プリンターのLCD画面で確認できます： <em>LCD menu - Statistics</em>。</div>
<div><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fullwithdesc.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fullwithdesc-562x400.jpg 562w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fullwithdesc-800x570.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fullwithdesc-300x214.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fullwithdesc-768x547.jpg 768w" alt="" width="703" height="500" loading="lazy" /></div>
<h3>よく使うツール:</h3>
<p><strong>ヘキサゴンレンチ、IPA、ペーパータオルなどの通常のツールに加えて、以下のものが必要になる場合があります:</strong></p>
<ul>
<li><strong>潤滑オイル:</strong> ベストなのはPrusa潤滑オイルです。一つはプリンターに同梱されていますが、Prusaの <a href="https://www.prusa3d.com/product/prusa-lubricant-applicator-set-5g/">e-shop</a> から購入することができます。他の推奨できる潤滑オイルは、 Super Lube 210XX、GLEIT-µ HF 400、およびMogul LV 2-EPです。粘度が非常に高い潤滑オイルはお勧めしません。</li>
</ul>
<div class="warning-callout"><strong>Z軸の直動部品である台形ねじ用ナットと台形ねじには潤滑オイルを塗らないでください！</strong></div>
<ul>
<li><strong>圧縮空気:</strong> エアーダスターとも呼ばれます。スプレー中は缶を逆さまにしないでください。逆さまに噴射すると、電子パーツのクリーニングをするときに、損傷する可能性があります。</li>
<li><strong>ブラシ:</strong> 小さな真ちゅう製のブラシは、Bondtechドライブギヤをクリーニングするのに最適です。真ちゅう製のブラシがない場合は、硬い毛のブラシでもOKです。 他の代替ツール: プリンターに同梱されているノズル穴用の金属ニードールや、つまようじが使えます。</li>
</ul>
<h3>各軸のチェック</h3>
<p><strong>プリンターでチェックする内容:</strong></p>
<ul>
<li><span style="color: #000000;"><strong>スムーズロッド:</strong> 引っかきキズ/溝ー各ロッドの端から2本か3本の指で触れて、回転させながら滑らせて他方の端までチェックします。キズかなと思ったら爪で軽く擦ってキズかどうか確認してください。</span></li>
<li><strong>ベアリング:</strong> <a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/maintenance-tips_23200">このガイド</a> に示されているように、ベアリングとロッドをクリーニングして潤滑オイルを塗ります。スムーズロッドをクリーニングして潤滑オイルを塗布したにもかかわらず、軸の動きがまだスムーズでない場合があります。この場合、ベアリングをプリンターから取り外し、大豆ほどの量の潤滑オイルを内側から塗ってください。</li>
</ul>
<div class="tip-callout">エクストルーダー背面 (X-キャリッジ背面) もしくは U-ボルトのネジは、締め<strong>すぎない</strong>でください。ベアリングが変形し、スムーズロッドにキズが付く原因になることがあります。</div>
<ul>
<li><span style="color: #000000;"><strong>ベルトプーリー:</strong> 確実にスムーズに動作させるために、ベルトプーリーとベルト周りの破片やゴミは取り除く必要があります。また、ベルトプーリーの止めねじがモータシャフトの平らな面にしっかりと固定されているかチェックしてください。</span></li>
<li><span style="color: #000000;"><strong>アイドラーネジ</strong> (スプリング付きのM3x40) は、締めすぎたり、緩めすぎたりしてはいけません。一般的に、左側のネジの頭は、エクストルーダーのプラスチックパーツとほぼ同じ高さにする必要があります。アイドラーネジの理想的なテンションの詳細については、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/idler-screw-tension_177367">アイドラーネジのテンション</a> を参照してください。</span></li>
<li><span style="color: #000000;"><strong>Y-軸と X-軸のベルト:</strong> これらのベルトは、引っぱって弾いたときに、低音が鳴る程度で固定する必要があります。MK3/S/+ では、ベルトの状態は、 <em>LCD menu - Support - Belt status</em> で確認することができます。 推奨値は 260 〜 290 です。 ベルトテンションの調整については、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/adjusting-belt-tension-mk3-mk3s-mk3s-mk3-5-mk4_112380">この記事を参照してください</a> 。</span></li>
</ul>
<h3>フレキシブルスチールシート</h3>
<div class="warning-callout">アセトンは、洗浄の時に少しだけ使用することができますが、使用できるのはスムーズスチールシートのみです!  <strong>テクスチャー加工やサテンパウダーのスチールシートには</strong>恒久的に表面が損傷するため、<strong>使わないでください</strong> 。</div>
<div>全てのフレキシブルスチールシートの表面は、1層目の接着を確実にするために定期的に洗浄する必要がありますが、正しい方法と洗浄液は、シートの種類のよって異なることがあります。</div>
<p>フレキシブルスチールシートのお手入れ方法の詳細については、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/flexible-steel-sheets-guidepost_2195">この記事</a> をご参照ください。</p>
<h3>冷却ファン</h3>
<p>Original Prusa i3 MK3/S/+ は、いずれのファンも回転が停止したことを検知できます。 ただし、その機能があるからといって、メンテナンスでのチェックは不要ということではありません。 ホコリや細かいプラスチックの破片が堆積すると、冷却効率が低下したり、壊れたりする可能性があります。</p>
<p>綿棒を使って、ファンの羽根からホコリやゴミを取り除くこともできます。また、エアーダスターでホコリを飛ばしたり、 ピンセットでプラスチックの糸を取り除いたりします。<strong>エアーダスターでクリーニングしている間、ファンが回転しないようにファンの羽を押さえておきます</strong>。 回転してしまうと壊れてしまう可能性があります。 堆積していたゴミや破片を取り除いたら、ファンが自由に回転するかチェックします。</p>
<h3>エクストルーダードライブギヤ</h3>
<p>MK2.5/S および MK3/S/+ プリンターには、焼入れ鋼を使った2つのBondtechギヤが使われています。一つは <strong>プーリーギヤ</strong> で、エクストルーダーモーターシャフトにネジで固定されています。もう一つは<strong>アイドラーギヤ</strong>で、アイドラードアに取り付けられていて、自由に回すことができます。 <strong>詰まりが発生した場合は、フィラメントの表面を削ってしまった残渣がたまっている可能性があります。</strong> これが押し出し部の溝に詰まっているとフィラメントをつかむ力が低下します。</p>
<p><strong>定期的なクリーニングとグリスアップにより以下の効果が期待できます:</strong></p>
<ul>
<li>摩耗と騒音が低減します。</li>
<li>フィラメントをつかむ力が向上します。</li>
<li>２つのプーリーギヤ間の摩耗が低減します。</li>
<li>さびから保護してくれます。</li>
</ul>
<p>最初にエクストルーダーを取り外さずにエクストルーダー内のギヤをクリーニングするときは、PTFEチューブ内に破片が落ちないように入口を覆ってください。 綿棒を使うと、PTFEチューブを確実に、でも損傷させることなく覆うことができます。クリーニングしたら、PTFEチューブ入口を覆ったまま、エアーダスターで残ったものを飛ばします。</p>
<p>エクストルーダー左側にあるネジを外して、エクストルーダーアイドラードアを開きます。</p>
<ul>
<li>The <strong>MK2/S、MK3、および MK2.5</strong>  <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/idler-screw-tension_177367">２本のアイドラーネジ</a> があります。</li>
<li>The <strong>MK3S/+ および MK2.5S</strong>  <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/idler-screw-tension_177367">アイドラーネジは１本</a> です。</li>
</ul>
<p>両方のドライブギヤの押出し溝部には、フィラメントの削りくずが詰まっている可能性があります。真ちゅう製のブラシを使って、できるだけきれいにしながらギヤを回転させて周回全体がきれいになるまで繰り返します。プリンターに付属しているノズル穴用の金属ニードールを使って、１つの溝ずつクリーニングすることもできます。</p>
<p>ギヤは錆びることがあります。でも、ギヤ自体が損傷しているわけではありませんので心配はいりません。フィラメントが通過するのに問題のありそうな部分を取り除き、ブラシでクリーニングします。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bontechgear.jpg" sizes="100vw" srcset="Bondtech gears on an MK3" alt="bontech gears" width="498" height="350" loading="lazy" /></p>
<p>Bondtech プーリーギヤがフィラメント通路にアライメントされていて、モーターシャフトの平らな部分にネジで固定されているかチェックします。 また、アイドラーギヤのシャフトがエクストルーダーアイドラードアの両側の "耳" にちゃんと固定されていて、自由に回転できることをチェックします。より詳細なガイドは、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/checking-re-aligning-the-bondtech-gear-mk3s-mk2-5s_133176">Bondtechギヤ(MK3S/MK2.5S)のチェック/再調整</a> にあります。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bondtechallign.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bondtechallign-300x290.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bondtechallign-413x400.jpg 413w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bondtechallign-768x743.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bondtechallign-620x600.jpg 620w" alt="" width="413" height="400" loading="lazy" /></p>
<p>ドライブギヤの外側の突き出ている方のギヤ歯には、少量のグリースを塗布します。<strong>グリースがフィラメント押し出し側の歯に付着しないようにしてください。</strong> また、フィラメントがホットエンドに供給される場所などに、オイルが不要な部分に広がってしまうため、潤滑オイルは使用しないでください。</p>
<p><span style="color: #000000;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/iddlegear.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/iddlegear-300x134.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/iddlegear-600x267.jpg 600w" alt="idlegear" width="618" height="275" loading="lazy" /></span></p>
<h3>電装品</h3>
<p><strong>MK2/S と MK2.5/Sの場合</strong> - <strong>最初の50時間プリント後と、その後は150〜200時間毎に</strong>、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/mini-rambo-electronics-wiring-mk2s-mk2-5-mk2-5s_2109">miniRAMBo ボード</a> の電気コネクターをチェックして再接続します。</p>
<p><strong>MK3/S/+の場合</strong> - <strong>600〜800時間のプリント毎に</strong>、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/einsy-rambo-electronics-wiring-mk3-mk3s-mk3s_2107">EinsyRAMBo ボード</a> の電気コネクターを確認して再接続します。</p>
<div class="warning-callout">電気コネクターに触る前に、プリンターの電源がオフになっていて、主電源からコンセントプラグが抜かれていることをチェックしてください。</div>
<ul>
<li>プリンターにケーブルが挟まっていたり摩耗したりしていないかチェックします。</li>
<li>電装ボードが入っているケースを開いて、ケーブルの間にエアーダスターを吹き込んでたまったホコリを取り除きます。</li>
<li> <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/mini-rambo-electronics-wiring-mk2s-mk2-5-mk2-5s_2109">mini RAMBo ボード</a> または <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/einsy-rambo-electronics-wiring-mk3-mk3s-mk3s_2107">EINSY RAMBo ボード</a> の全ての配線接続を確認します。特にPSU(電源)とヒーターからのケーブルに注意してください。それらが完全に挿入され、しっかりと締められていることをチェックしてください。</li>
<li><span style="color: #000000;"><strong>Original Prusa i3 MK2/S</strong>と<strong>MK2.5/S</strong> のユーザーは、プリンターの電源入力およびヒートベッドの電源出力コネクタに、とりわけ注意を払う必要があります。コネクタとソケットの両方が損傷していないかチェックしてください。</span></li>
<li><span style="color: #000000;"><strong>Original Prusa i3 MK3/S/+</strong> ユーザーは、電源コネクターとヒートベッドコネクタを軽く引っぱてみて、ガタつきが感じられるようなら、ネジを締め直してください。</span></li>
</ul>
<h3>ノズル交換</h3>
<p>プリント量、使用したフィラメントの種類、フィラメントの種類を交換する頻度によって状況が変わるため、ノズルの寿命を正確に示すことはできません。 <strong>押し出しの問題が発生している場合は、いきなり考える必要はありませんが</strong>、 プリンターを3〜6ヶ月使用していて、上記のメンテナンスを行った後でもプリント品質が低い場合は、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/changing-or-replacing-the-nozzle-mk2-5s-mk3s-mk3s-mk3-5_2069">ノズルの交換</a> を検討してください。</p>
<h3>ファームウェアとソフトウェア</h3>
<p>常に、プリンター別に公開されている最新の <strong>安定</strong> ファームウェアバージョンを使用する必要があります。LCDパネルで  <em>LCD menu - Support</em> で現在のファームウェアバージョンをチェックできます。</p>
<ul>
<li><strong>MK3/S/+</strong> でファームウェアを書き込むには、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/how-to-update-firmware-mk3s-mk3s-mk3_2227"> この記事</a> を参照してください。</li>
<li><strong>MK2/S or MK2.5/S</strong>でファームウェアを書き込むには、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/firmware-updating-mk2-5s-mk2s_155126">この記事</a> を参照してください。 </li>
</ul>
<p>また、最新バージョンの <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/install-prusaslicer_1903">PrusaSlicer</a> の使用をお勧めします。こうすることで、<strong>プリンターの全ての機能を楽しむ</strong>ことができます。Gコードファイルに直接、プリンターのモデル、ノズルの穴径、ファームウェアバージョン情報を保存できますので、もし、古いものや互換性のないものを選んだときにプリンターが警告を出すことができます。</p>


i3プリンターの定期的なメンテナンス

<p>&nbsp;<strong>MINTEMP</strong>  (もしくはmin tempと書かれることもある) エラーは、ホットエンドのサーミスタまたはヒートベッドのサーミスタからの温度読みだし値が<strong>決まった時間内に一定値以下に低下</strong>している場合に発生します。これはサーミスタが故障した場合に温度制御ができなくなって過熱してしまうのを防ぐ<strong>安全保護機能</strong>です。 デフォルトでは、プリンタは、ヒートベッドまたはホットエンドヒーターカートリッジにより多くの電力を送り込むことにより、熱損失のバランスをとるように設定されています。</p>
<div class="warning-callout">
<p><strong>警告:</strong> MINTEMPをトリガーする温度リミットは、厳密なテストを経て設定されています。それらの値を変更することは<strong>とても推奨できることではなく</strong>、却ってプリンターの損傷や火災の危険性につながるリスクを上げてしまいます！</p>
</div>
<h3>MK2/S および MK2.5/S</h3>
<p>MiniRAMBo のハードウェア設計と製造公差を考慮すると、サーミスタ値で信頼できない温度域があります:</p>
<ul>
<li>ホットエンドサーミスタ：22℃ (71.6 °F) 未満の温度</li>
<li>ヒートベッドサーミスタ：15℃ (59 °F) 未満の温度</li>
</ul>
<p>安全上の理由から、測定温度の下限を下回ると、MINTEMPエラーが発生します。これはファームウェアがサーミスタの損傷または切断を検出するためのものです。この制限の技術的な解説については、 <a href="https://github.com/johnnyr/Mini-Rambo/issues/8#issue-401415524">このGithub issueを参照して</a> ください。</p>
<h3>MK3 と MK3S および MK3S+</h3>
<p>MK3/S/+ のEinsy Ramboボードは、改善されたサーミスタ回路設計により、温度 (サーミスタ) の読み取り値について、より広い温度域で信頼性を上げることができました。 また、このボードは <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/ambient-temperature-check-mk3-mk3s_161230">周囲温度測定用のオンボードサーミスタ</a> も備えています。これらの対策から、ファームウェアは前世代 (MiniRAMBo) よりも温度しきい値を下げて設定することができるようになりました。</p>
<ul>
<li>ホットエンドサーミスタ：10℃ (50 °F) 未満の温度</li>
<li>ヒートベッドサーミスタ：10℃ (50 °F) 未満の温度</li>
</ul>
<p>また、推奨動作温度範囲外の非常に寒い環境でのプリントは、材料特性など、プリンターの電子機器以外のメカニカルなものに対して悪影響を与える可能性があります。</p>
<div class="tip-callout">ヒートベッド/ホットエンドのサーミスタが完全に切れてしまうと、MK3/S/+ では0℃と表示されます。</div>
<h3>どんな表示になりますか?</h3>
<p>サーミスタケーブルの1つが損傷すると、Y軸またはX軸の移動中にLCD画面の温度表示がランダムに上がったり下がったりジャンプし始めます。</p>
<p>ケーブルが適切に接続され、サーミスタからの正しい読み取り値を取り戻すと、LCDは <strong>MINTEMP fixed</strong>と表示されますが、 これは、このドキュメントで説明しているトラブルシューティングを行わなくても良いという意味ではありません。</p>
<p>ここで重要なのは、 <strong>MINTEMP</strong> エラーと <strong>MINTEMP BED</strong> エラーを区別することです。</p>
<table style="border-collapse: collapse; margin-left: auto; margin-right: auto; width: 100%; height: 146px;">
<tbody>
<tr style="height: 134px;">
<td style="width: 50.3778%; height: 134px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/mintem.png" alt="" width="400" height="129"></td>
<td style="width: 47.4559%; height: 134px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/mintemp-bed.jfif" alt="" width="400" height="133"></td>
</tr>
<tr style="height: 12px;">
<td style="width: 50.3778%; height: 12px;">
<p><strong>MINTEMP - ホットエンド</strong> の温度読み取りに問題があります。</p>
</td>
<td style="width: 47.4559%; height: 12px;">
<p><strong>MINTEMP BED - ヒートベッド</strong> の温度読み取りに問題があります。</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<div class="note-callout">このエラーは、単純な電圧ドロップまたはプリンターに強い風が当たったことが原因で起きる可能性があります。LCDに "MINTEMP fixed" と表示されますので、ノブの下にあるXボタンを押してプリンターを再起動します。 <strong>しかし</strong>、エラーが再発するようなら、サーミスタワイヤーが断続的に断線していることになります。</div>
<h3>サーミスタのチェック</h3>
<p><strong>マルチメーター</strong>でチェックすることができます (使い方は <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/multimeter-usage_2117">マルチメータの使用法</a> にあります) 。ジャンパーコネクターの金属パーツ間の抵抗値が読み取れないほど大きすぎる場合はワイヤーが断線しています。室温では、80 kΩ 〜 125 kΩ程度の抵抗値になるはずです。</p>
<h4>RAMBo ボードコネクタ</h4>
<p>ボードは私たちの工場で最終検査して合格したものですので、RAMBoが原因である可能性はほとんどありません。ボードのコネクタを確認するために、ボード上のホットエンドサーミスタとヒートベッドサーミスタ (両方とも3ピン) を取り換えてみてください。MINTEMPがMINTEMP BEDにならない場合、またはMINTEMP BEDがMINTEMPにならない場合は、RAMBoボードのコネクタが壊れているため、新しいRAMBoボードと交換する必要があります。LCDの温度測定値も変化することに注意してください。</p>
<p>プリンターに適したサーミスタを選ぶには、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/mini-rambo-electronics-wiring-mk2s-mk2-5-mk2-5s_2109">MiniRAMBoの配線(MK2S, MK2.5, MK2.5S)</a> もしくは <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/einsy-rambo-electronics-wiring-mk3-mk3s-mk3s_2107">EinsyRAMBoの配線(MK3/MK3S/MK3S+)</a> を参照してください。</p>
<h3>揺すってみる!</h3>
<p>マルチメーターがない場合にサーミスタのケーブルをテストする良い方法は、単にそのケーブルを小刻みに揺らしてみることです。PLA条件で予熱(215℃/60℃) し、エクストルーダまたはベッドを手で各軸の端まで移動します。このとき、LCDの温度の読み取り値に大きな変化があるかどうかを確認します (数10℃の変化や、ゼロになる)。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 294px;" border="0" cellpadding="5">
<tbody>
<tr style="height: 294px;">
<td style="width: 50%; height: 294px;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/w3oJkM6UbB14Epq6.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/w3oJkM6UbB14Epq6-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/w3oJkM6UbB14Epq6-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/w3oJkM6UbB14Epq6-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/w3oJkM6UbB14Epq6-800x600.jpg 800w" alt=""></td>
<td style="width: 50%; height: 294px;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bedtextile.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bedtextile-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bedtextile-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bedtextile-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bedtextile-800x600.jpg 800w" alt=""></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>ケーブルを束ねているメッシュチューブをつかみ、小刻みに揺らしてみて温度が変化するかどうかをチェックします。変化する場合は、向きによって接続が変化したときのケーブルの部分断線していることを示唆します。もしそうなっていたらサーミスタを交換する必要があります。</p>
<h3>修理方法</h3>
<div class="tip-callout"><strong>組立て済みプリンターを購入された場合：</strong>&nbsp;冬の季節にプリンターを受け取り、箱から出して使用する場合は、プリンターが室温になるまで待ってください。</div>
<h4>温度</h4>
<p>プリンターを使用する部屋の温度が<strong>20℃以下</strong> にならないようにしてください (プリンターを地下室に設置して冬になると簡単に20℃を下回ります)。 また、 <strong>開けた窓</strong>や、 <strong>エアコンの吹き出し口</strong> 、または突然の温度変動を引き起こす可能性のある <strong>風</strong> の当たるところにプリンターを設置しないでください。</p>
<p>問題の原因が部屋の温度のみであるときは、<strong>18℃以上になるまでヘアドライヤーを使ってホットエンド/ヒートベッドを暖めてからプリントを開始することができます。</strong> ただし、ASA/ABSなどの一部の材料は、エンクロージャーなしで低温の周囲温度のままプリントすると失敗する可能性が高まります。</p>
<h4>電圧ドロップ</h4>
<p>上記のように、エラーは <strong>単純な電圧ドロップ</strong>によって起きた可能性があります。ノブの下にあるXボタンを押してプリンターをリセットし、その後プリントできるかをチェックしてください。</p>
<h4><strong>サーミスタ接続</strong></h4>
<p>サーミスタがRAMBoに <strong>正しく接続されている</strong>&nbsp;かチェックします: コネクターには<strong>所定の位置にスナップ</strong>できるラッチが付いています。サーミスタを見つけるには、プリンターに応じて、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/mini-rambo-electronics-wiring-mk2s-mk2-5-mk2-5s_2109">MiniRAMBoの配線(MK2S/MK2.5/MK2.5S)</a> または <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/einsy-rambo-electronics-wiring-mk3-mk3s-mk3s_2107">Einsy RAMBoの配線(MK3/MK3S/MK3S+)</a> を参照してください。また、エクストルーダケーブルバンドルのメッシュチューブが折れ曲がっていないこと、およびケーブルがボードのケースに入るところの周辺でケーブルが保護されていることをチェックしてください。</p>
<h4>ホットエンドサーミスタ</h4>
<p>ホットエンドサーミスタケーブルのもう一方の端で、ヒータブロックに入っているワイヤーをチェックします。サーミスタワイヤーはこのヒータブロック付近が壊れやすく、損傷する可能性があります。</p>
<h4>ヒートベッドサーミスタ</h4>
<p>ヒートベッドサーミスタケーブルは、金色のカプトンテープでヒートベッドの下側にしっかりと固定されていることを確認してください。そうでない場合は、もう一度押してみてください。下の右の写真に示すように、サーミスタケーブルに多少のたるみがあることを確認してください。組み立てるときに、プリントケーブルカバーに挟まれないようにすることも大事です。これは、ベッドの動きによって摩耗しないようにするためです。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 48.805%;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4a5c7357aaab4824.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4a5c7357aaab4824-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4a5c7357aaab4824-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4a5c7357aaab4824-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4a5c7357aaab4824-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4a5c7357aaab4824-1536x1152.jpg 1536w" alt="" width="400" height="300"></td>
<td style="width: 48.9057%;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/8c62b7036b670823.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/8c62b7036b670823-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/8c62b7036b670823-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/8c62b7036b670823-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/8c62b7036b670823-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/8c62b7036b670823-1536x1152.jpg 1536w" alt="" width="400" height="300"></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h4>交換</h4>
<p>ケーブルに目に見える損傷がある場合、またはケーブルの位置により動作が不安定な場合は、サーミスタを交換する必要があります。 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/how-to-replace-a-heatbed-thermistor-mk3s-mk3s-mk2-5s-mk2s_19272">ヒートベッドサーミスタの交換方法(MK3S+/MK3S/MK2.5S/MK2S)</a> または <a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/how-to-replace-a-hotend-thermistor-mk2s_22208">ホットエンドサーミスタの交換方法(MK2S)</a> のガイドにしたがって交換できます。</p>


MINTEMP とMINTEMP BED エラー

<p dir="ltr">インフィルの主な目的は、トップレイヤーの下を支持することです。そうしないと、トップレイヤーは何もないところにブリッジすることになります。 インフィルは、プリントスピード、強度、フィラメント消費量、さらにはプリントの外観にも影響します。</p>
<div class="note-callout">一部のオプションは、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/simple-advanced-expert-modes_1765">Expert mode</a> を選択した場合にのみ表示されます。</div>
<h3>インフィル(充填密度)</h3>
<p>ほとんどのモデルは、10～15％のインフィルで十分です。 上部が徐々に閉じていくモデルでは、中空（0％のインフィル）でもプリントできますが、通常はお勧めしません。 モデルに重さが必要なときや、より高い耐圧縮性またはより高い剛性が必要な場合は、インフィル値を増やすことで対応できます。 ただし、30％を超えるインフィルが必要になることはめったにありません。 最後に、100％のインフィルでモデルをプリントすると、インフィルパターンが強制的に直線になります。 100％のインフィルは、プリントしたモデルの外観に悪影響を与えることがありますので注意してください。</p>
<div class="tip-callout"><strong>モデルの強度向上</strong><br />
モデルの強度は、主に<strong>外周の周回数で決まります(インフィルではありません)</strong>。 より強いプリント品が必要なときは、外周の数を増やします。 とは言うものの、インフィルを増やすと耐圧縮性が向上します。</div>
<h3>インフィルパターン</h3>
<p>PrusaSlicerは、選択可能な多くのインフィルパターンを提供します。 インフィルパターンを選択するとき、考慮すべき主な事項は次のとおりです:</p>
<ul>
<li>プリントスピード</li>
<li>材料使用量あたりの密度 (少ない材料でトップレイヤーをしっかりとサポートする)</li>
<li>仕上がりの外観</li>
<li>トップレイヤーをサポートする</li>
<li>柔軟性 (TPU/TPE材のプリント)</li>
</ul>
<h4>ジャイロイドインフィル</h4>
<p>ジャイロイドは、ベストなオールラウンドインフィルの1つです。</p>
<ul>
<li>3D構造です -  <strong>全ての方向で一定の強度</strong>になります。</li>
<li>この構造はかなり <strong>速く</strong> プリントできます。</li>
<li> 同一レイヤーでパスが<strong>交差しません</strong> 。</li>
<li> <strong>強度/重さについて良好なバランス</strong>になります</li>
<li>(あくまでも主観ですが) <strong>結構きれいに</strong>仕上がります</li>
</ul>
<h3>トップ塗りつぶしパターン</h3>
<p>最上層レイヤーにのみ適用され、その下の隣接するソリッドレイヤーなどには影響しないカスタムインフィルパターンが選択できます。&nbsp;</p>
<h3>ボトム塗りつぶしパターン</h3>
<p>上部の隣接するソリッドレイヤーではなく、最下層のレイヤーにのみ適用されるカスタムインフィルパターンが選択できます。</p>
<h3>インフィルをXレイヤー毎に結合する</h3>
<p>プリント品質を犠牲にせず速くプリントするために、外周とは異なる積層高さでのインフィルが形成されます。<br />
例: プリントレイヤーピッチが0.1mmで、インフィルを3レイヤー毎に結合するという指定をすると、インフィルは0.3mmピッチでプリントされます。</p>
<div class="note-callout">最大の積層高さは、ノズルの直径によって決まります（最大値はおよそノズル直径の80％）。0.4mmノズルを使用しているときに、外周の積層高さが0.3mm設定で結合を2レイヤー毎と設定しようとすると、制限の0.32mm以上になってしまうので、実際には結合しなくなります。</div>
<div><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/combine_every-01.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/combine_every-01-300x169.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/combine_every-01-600x337.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/combine_every-01-768x432.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/combine_every-01-800x450.png 800w" alt="" width="699" height="393"></div>
<div style="text-align: center;"><em>壁の断面拡大イメージ：インフィル(グレー)は外周レイヤー(オレンジ)の高さの2倍でプリントされています</em></div>
<h3>必要な場合のみインフィルを付ける</h3>
<p>このオプションは、インフィルが内部サポートのように振る舞います。上部でサポートが必要な領域のみ、その下にインフィルパターンを生成します。 このオプションを有効にすると、Gコードの生成が遅くなります（追加のオーバーハング計算を行うため）。 さらに、一部の領域ではインフィルが外周パターンから離れることがあるため、このオプションを使ったときはツールパスを入念にチェックすることが必要です。</p>
<div class="note-callout">このオプションは、サポートの <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/support-material_1698#overhang-threshold">オーバーハングのしきい値</a>設定が反映されません。</div>
<p style="text-align: center;"><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/infill_only_where_needed.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/infill_only_where_needed-300x195.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/infill_only_where_needed-600x391.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/infill_only_where_needed-768x500.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/infill_only_where_needed-800x521.png 800w" alt="" width="654" height="426"><em>必要な場合のみインフィルを付けるオプションを有効にした場合の球</em></p>
<h3>ソリッドインフィルを各Xレイヤー毎に</h3>
<p>この機能により、任意のレイヤー数ごとに強制的にソリッドレイヤーを作成することができます。これは、プリントパーツの強度を上げるのに役立ちますが、それが目的でしたら、外周の数やインフィルパターンの割合を増やすなどの方法を推奨します。このオプションの他の用途としては、断熱性を高める目的で内部に個別のセルを作りたいときなどがあります。</p>
<p><strong>0で無効になります。</strong></p>
<h3>塗りつぶし角</h3>
<p>デフォルトのインフィル角度。 クロスハッチングは、一部の塗りつぶしパターンで適用されます。</p>
<div class="note-callout"><strong>ブリッジ領域は</strong> PrusaSlicerが最適な方向を自動で探すため、この設定はブリッジには影響しません。</div>
<h3>ソリッドインフィル領域のしきい値</h3>
<p>指定したしきい値よりも面積が小さい領域が、強制的にソリッドインフィルになります。</p>
<p><strong>0で無効になります。</strong></p>
<p style="text-align: center;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/solid_infill_threshold.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/solid_infill_threshold-300x92.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/solid_infill_threshold-600x184.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/solid_infill_threshold-768x236.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/solid_infill_threshold-800x246.png 800w" alt=""><em>(左)しきい値0、(中央)15、(右)100</em></p>


インフィル

さまざまなノズルタイプ

<p>すべてのFFF(Fused Filament Fabrication)プリンターには、<strong>ノズルとプリント面の間の垂直方向の距離"Z"を設定する第1層キャリブレーションが必要です</strong>。 この値を<strong>わずかに調整する必要がある</strong>場面があります。このとき、「<strong>Live adjust Z</strong>」と呼ばれるオプションを使うと便利です <em>（最初のレイヤーをプリント中に隙間を調整したいことがよくあるために設けられた機能です）</em>。 距離を微調整する理由は、主に押し出されたフィラメントの<strong>より良い接着を得る</strong>ためです。</p>
<h3><strong>使い方</strong></h3>
<p>以下のことを知っておくことが重要です:</p>
<ul>
<li>すべてのプリンターの第1層のキャリブレーションする前のデフォルト値は、ゼロ（0.000）から始まります</li>
<li><strong>ノズルをプリント面に近づける</strong>には、ノブを<strong>反時計回り</strong>に回し、<strong>マイナス値を大きくします</strong>（例：-0.500 =&gt; -0.600 =&gt; -0.700 ...）</li>
<li><strong>ノズルをプリント面から離す</strong>には、ノブを<strong>時計回り</strong>に回し、<strong>マイナス値を減らして</strong>いきます（例：-0.700 =&gt; -0.600 =&gt; -0.500 ...）</li>
</ul>
<p><em>Live adjust Z</em>の値は、通常-1.500〜-0.200の範囲です。 ゼロを超えてプラスの値になることはできません。この範囲にない場合は、測定センサー（M.I.N.D.A.、P.I.N.D.A.、SuperPINDA）に問題があるか、センサーの取付け高さが正しくないことが考えられます。</p>
<p>正しく組み立てられた<strong>プリントヘッドのセンサーは、常にノズルの少し上にあり</strong>、同じレベルやノズルの下にはありません（下の写真を参照）。 <em>正確な位置はわずかに異なる場合があります。おおよその距離を設定するには、プリンタの組み立てマニュアルの最後の章を使用してください。</em></p>
<p style="text-align: center;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/XYZ-Calibration-MK3-and-MK3S-04.jpeg" alt="" width="718" height="350" loading="lazy" /></p>
<p style="text-align: center;"><em>MK3Sエクストルーダーの例</em></p>
<h3>Live Adjust Z (プリント中の調整)</h3>
<p>最も一般的な方法は、プリント中に<em>Live adjust Z</em>を実行することです。 <em>LCD Menu -&gt;</em> <span style="color: #000000;" data-hd-color="#000000" data-hd-highlight=""><em>Live adjust Z.</em></span>。この操作で、第1層のキャリブレーションで設定した<span style="color: #000000;" data-hd-color="#000000" data-hd-highlight=""><em>Live adjust Z</em></span>値が表示されます。 ここから、ノブを回して微調整できます。</p>
<p><strong>Original Prusa MK4</strong> と <strong>Original Prusa XL</strong> は、ロードセルを搭載しており、ファーストレイヤーキャリブレーションを自動的に行います。微調整をしたい場合は、ファーストレイヤーのプリント中にのぶを長押ししてください。</p>
<p><img decoding="async" style="max-height: 300px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-1-1.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-1-1-600x194.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-1-1-800x258.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-1-1-300x97.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-1-1-768x248.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-1-1.jpg 1600w" width="600" height="194" loading="lazy" data-hd-height="300px" data-hd-align="center" /></p>
<p style="text-align: center;"><em>MK3Sメニューの例</em></p>
<div>
<div class="tip-callout">PROのヒント: メイン画面からショートカット。最初の数レイヤーをプリントしているときに、ノブを数秒間押し続けると、<em>Live adjust Z</em>画面に飛びます。</div>
</div>
<div>
<div class="warning-callout">実行中のプリントだけでなく、<strong>プリント中に微調整したLive adjust Z値は、持続的です</strong>！ プリンタの電源を切った後も、変更後の新しい値が残ります。</div>
</div>
<div>下の写真は、さまざまな<em>Live adjust Z</em>値の例です。 ノズルが表面から離れすぎると、フィラメントが適切にくっつきません(左)。逆にノズルが表面に近すぎると、フィラメントが「流出」できず、ノズルが詰まる可能性があります(右)。</div>
<p><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04.jpg" alt="" width="1132" height="450" loading="lazy" /></p>
<h3>Live Adjust Z (プリント前)</h3>
<p> <em>LCDMenu -&gt; Settings -&gt; Live adjust Z</em>から、プリンターが止まっていいるときに値を変更することもできます。1層目のキャリブレーションで設定された値が表示され、ここからノブを回して調整できます。</p>
<p><img decoding="async" style="max-height: 300px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-2.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/2022/05/uploads/Live_adjust-z-2-600x194.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-2-800x258.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-2-300x97.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-2-768x248.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/05/Live-adjust-z-2.jpg 1600w" width="600" height="194"  loading="lazy" data-hd-height="300px" data-hd-align="center" /></p>
<p style="text-align: center;"><em>MK3Sメニューの例</em></p>
<p><strong> Live adjust Zは、隙間を微調整するためだけに使用してください</strong>。 たとえば、PETGやその他の高温材料は、PLAと比較して、反り（浮き上がる）傾向があるため、表面をわずかに押しつぶす必要があります。 センサーを交換した場合、またはプリントヘッド（エクストルーダー）を分解した場合は、代わりに <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-calibration-i3_112364">1層目のキャリブレーション (i3)</a> を実行する必要があります。</p>
<div> </div>


Live adjust Z (Z微調整)

<h3>キットや組立済プリンタオーナー割引を受けるにはどうしたらよいですか?</h3>
<p>弊社ホームページに記載されている通りです。<a href="https://www.prusa3d.com">Prusa3D</a> 組み立て式 i3 MK3S+ プリンターをご購入いただいた場合、以後5回分の 同<strong>組み立て式 i3 MK3S+ プリンター</strong> と対象フィラメントが年間30本、10％の割引価格でご購入いただけます <strong>MK4 には適用しません</strong> 。 プリンターをキットで購入される場合、対象のフィラメントを年間30本まで5％割引でご購入いただけます。どちらの場合も、最初のキットまたはプリンターが出荷されると同時に、お客様のアカウントで割引が自動的に有効になります。</p>
<h3>プリンターにJoのサインをもらうことはできますか?</h3>
<p>もちろん可能ですが、出荷が1ヶ月以上遅れてしまう可能性があることをご了承ください。彼は最近とても忙しいためすぐにサインをできない場合もございます。もしそれでもよろしければ、メールやライブチャットでサインをお願いしてみてはいかがでしょうか。<img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2024/01/bab6f918412df530b7522cb2db60b3bf.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="FAQ - Frequently Asked Questions" alt="" width="421" height="255" /></p>
<h3>プリンターの寸法は？</h3>
<p>寸法は (W×L×H または X×Y×Z):</p>
<ul>
<li>組立済 <strong>Mini</strong> プリンタ 12.6 × 13 × 15 inch / 320 × 330 × 380 mm, 5 kg</li>
<li>Mini プリント範囲: 7×7×7 inch / 180 × 180 × 180 mm</li>
</ul>
<ul>
<li>組立済 <strong>SL1</strong> プリンタ 8.7 × 9.45 × 16.3 inch / 220 × 240 × 415 mm, 11 kg</li>
<li>SL1 プリント範囲: 4.7 × 2.6 × 5.9 inch / 120 × 68 × 150 mm</li>
</ul>
<ul>
<li>組立済 <strong>i3</strong> (MK2/3) プリンタ本体 16.5 × 16.5 × 15 inches / 420 × 420 × 380 mm, 7 kg</li>
<li>MK3/S プリント範囲: 9.8 × 8.2 × 8.2 inches / 250 × 210 × 210 mm</li>
</ul>
<div class="note-callout">miniやi3プリンターは、使用時にある程度のスペースが必要であることを念頭に置いてください。ヒートベッドがフットプリントの外に移動するため、特に前後にスペースをもってください。19.7 × 21.5 × 21.5 inches / 500 × 550 × 450 mm (Mini 400 × 450 × 450 mm) スプールとMMUは含みません。</div>
<div class="tip-callout">エンクロージャーを作る場合は、さらに縦横にスペースを確保し、アクセスや操作性を向上させることが可能です。MMUには、高さ 150 mm / 6 in を加え、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/spool-placement_112035">5本のスプール設置場所</a> を考えてください (後ろか上)。</div>
<h3>Original Prusa の印刷精度・公差は?</h3>
<p>当社のテストによると、よく組み立てられた Original Prusa プリンタの精度公差は、Z軸で 0.1 mm、XとYで 0.3 mm です。射出率のキャリブレーションやエクストルーダー直線性補正などの追加のキャリブレーションを行った後、全軸で0.05mm程度に抑えることが可能です。</p>
<p>ただし、素材も関係していて、冷却している間に収縮したり、直径が不均一な低品質のフィラメントでは、押し出しにムラが出るので注意が必要です。また、3Dプリントのためのモデルの最適化 (オーバーハングなど) も重要です。当社のプリンターは、直径 0.4 mm の標準 / 純正ノズルと比較して、より精密な 0.25 mm ノズルでもテストされています。 </p>
<div class="tip-callout"><a href="https://manual.slic3r.org/troubleshooting/dimension-errors">この記事</a> では FDM印刷の精度をより詳細に研究しています。</div>
<h3>Original Prusa で作業するときに必要な道具は何ですか?</h3>
<p>必要な工具 (ペンチ、ドライバー、六角レンチ...) はすべてパッケージに含まれています。他に何が必要なのか気になる方は、以下のような便利なものをリストアップしています。:</p>
<ul>
<li>3.5inch サイドカッター / フラッシュカッタープライヤー</li>
<li>白の油性マジック</li>
<li>圧縮空気</li>
<li>IPA 91% 大ボトル (シートクリーニング用)</li>
<li>アセトン (平滑シートのみ)</li>
</ul>
<h3>プリンターの寿命はどのくらいですか?</h3>
<p>当社のテストによると、プリンターの平均メンテナンス間隔は約800プリント時間です。ノズルを交換すれば、何百時間もプリントを続けることができます。</p>
<div class="note-callout">理想的な気温は 20 - 30 °C (68 - 86 °F) 、理想的な湿度は 25 % です。</div>
<h3>PRUSAプリンターの消費電力はどのくらいですか?</h3>
<p>26 °C (室温) で測定した平均消費電力は、汎用 PLA 印刷時で 80W、汎用 ABS 印刷時で 120W でした。</p></p>


FAQ - よくある質問

<div class="note-callout">&nbsp;<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/simple-advanced-expert-modes_1765">エキスパートモード</a>を選択したときのみ表示されるオプションもあります。</div>
<h3>スカート</h3>
<p>スカートは、プリントベッド上のすべてのモデルのアウトラインをプリントしたものです。これはどのモデルよりも先にプリントされ、その目的は主にノズルを通るフィラメントの流れを安定させることにあります。</p>
<p>スカートは、プリントベッドに<strong>最初のレイヤーが付着しているかどうかを確認する</strong>のにも便利です。モデルよりも先にプリントされるので、最初のレイヤーがうまく接着していなかったり、ノズルに押されすぎているのを確認したら、すぐにライブZアジャストを変更することができます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt_and_2022/01/brim_settings.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt_and_2022/01/brim_setting-300x153s-600x316.jpg 3600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt_and_2022/01/brim_settings-800x421.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_setting-600x305s-300x158.jpg 6300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt_and_2022/01/brim_settings-768x390404.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt_and_2022/01/brim_settings-1536x809.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_setting-800x4s-2048x1078.jpg 800w" alt="2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_settings.jpg 1600w" width="531" height="280" /></p>
<h4>ループ (最小値)</h4>
<p>スカートのループ数を指定します。Minimal filament extrusion length パラメータが設定されている場合は、ここで設定した数よりも多いループ数になることがあります。</p>
<p>スカートを完全に無効にする場合は0を設定します。</p>
<h4>オブジェクトの距離</h4>
<p>スカートとプリントオブジェクトとの距離設定です。</p>
<h4>スカートの高さ</h4>
<p>プリントするスカートのレイヤー数です。</p>
<div class="tip-callout">1層のみのスカートは、プリントベッドからきれいに取り外すのが難しい場合があります。このため、Prusaの基本プロファイルでは、通常3層のスカートを使用しています。</div>
<h4>ドラフトシールド</h4>
<p>有効にすると、シーン内の最も高いオブジェクトと同じ高さのスカートが作成されます。これは、プリントされたパーツの周りに微小なシールドを作り、微小な風からプリントオブジェクトを保護することで、ABS、ASA、その他の素材を反りから守るために使用することができます。</p>
<h4>最小限のフィラメント押し出し長さ</h4>
<p>スカートが完成するまでに、ここで設定した最小限のフィラメントが押し出されるように、必要に応じてスカートのループを増やします。マルチエクストルーダーの場合、この最小値は各エクストルーダーに対して適用されます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt-300x261.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt-460x400.jpg 460w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt-768x668.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/skirt-689x600.jpg 689w" alt="" width="795" height="692" /></p>
<h3>ブリム</h3>
<p>ベッドに追加の接着材料を塗ることを検討する前に、最初のレイヤーの表面積を増やすことができる、PrusaSlicerのブリムオプションを使用することを検討してください。PrusaSlicerのPrint settings - Skirt and brim - Brimで、ブリムのサイズを手動で設定することができます。一般的には、接着力を高めるために、少なくとも3mmのブリムを使用することをお勧めします。</p>
<p>下記のようなプリントを行う際には、ブリムオプションの利用を検討する必要があります<strong>:</strong></p>
<ul>
<li>背の高いもの、かつ、底面席が小さいもの</li>
<li>複数の小物を一度にプリントする</li>
</ul>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/brim.jpg" sizes="100vw" srcset="&quot;http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/brim-300x187.jpg" />ブリムタイプ</p>
<p>外側ブリムのみ、内側ブリムのみ、外側と内側の両方をプリントするかどうかを選択できます。</p>
<h4>ブリム幅</h4>
<p>1層目の各オブジェクトの周囲にプリントされるブリムの横幅です。一般的には、密着性を高めるために3mm以上を使用することが推奨されています。</p>
<h4>ブリムセパレーションギャップ</h4>
<p>プリントオブジェクトから、ブリムのオフセットで、ブリムの取り外しを容易にします。オフセットは、エレファントフット補正の後に適用されます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_preview.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_preview-522x400.jpg 522w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_preview-783x600.jpg 783w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_preview-300x230.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_preview-768x588.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_preview-1536x1176.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_preview.jpg 1600w" alt="" width="542478" height="33866" /></p>
<div class="note-callout">エレファントフット補正がオンの場合、プレビューではモデルとブリムの間に小さな隙間ができます。&nbsp;</p>
<p>一部のオブジェクトだけブリムをオンにしたり、各オブジェクトのブリム設定を個別にカスタマイズすることができます。この機能はAdvancedとExpertモードでのみ利用可能です。</p>
<p>モデルを右クリックし、「設定の追加 - スカートとブリム」を選択します。次に、選択したモデルに対して調整したいブリム設定を選択できます。これらの設定は右側のパネルに表示され、グローバルブリム設定より優先されます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual-558x400.jpg 558w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual-800x574.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual-300x215.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual-768x551.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual-1536x1101.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual-2048x1468.jpg 2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/01/brim_individual.jpg 1600w" alt="" width="1679" height="1204" /></p>
</div>


スカートとブリム

<h3 dir="ltr">モデルの読込み</h3>
<p dir="ltr">まず、モデルをインポートする必要があります。 PrusaSlicerウィンドウに直接ドラッグ＆ドロップするか、上部のツールバーの[追加]ボタンを使用するか、[ファイル]-[インポート]を選択します。</p>
<p dir="ltr">サポートしている3Dフォーマットは STL、STEP、3MF、OBJ、AMFです。</p>
<p dir="ltr"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://lh5.googleusercontent.com/YX3xyJG4ArooSiafY0RO5jOmiVN2lceTx3llzIaBIBDAWSMvhVSnqFVpY0Ci5_ZtncNRKYUZJAOhb98M0_hUE6wxJL8PhpQL362SE2g9Lizofu2SRoTuHA1rwj5IrjEBUorPvV6j" width="500" height="281" loading="lazy" /></p>
<h3 dir="ltr">モデル方向</h3>
<p dir="ltr">インポート後にモデルの向きが正しくない場合があります。 その場合は、回転ツール（R）を使用して、オブジェクトの方向を手動で調整できます。 回転軸を選択すると、短いガイドラインを使用して5度ずつ回転させるか、長いガイドラインを使用して45度ずつでスナップすることができます。</p>
<p dir="ltr">他の方法として、または、[ベッド上に配置]ツール（F）を使用することもできます。 これを選択すると、モデルにいくつかの白い平面が表示されます。 下にしたい白い平面をクリックすると、その面が仮想プリントベッドにぴったりくっつきます。</p>
<p dir="ltr"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://lh3.googleusercontent.com/zs7JvVGbNSZNoP_bSWx9Ux5s-2Qdjl7aGG7_lnhTOBNDoFxBHh772qyUWSNHSLADfKSVbNSE7O0Jseg3CbyM2Jt91U3Zj7zqOJqSN7RrENnsBKY99YeHYLehPI1pGUqXwPxzTd-I" width="602" height="339" loading="lazy" /></p>
</p>
<h3 dir="ltr">プリンターの選択</h3>
<p dir="ltr">構成の設定ウィザードで1つのプリンターとノズルサイズのみを選択した場合は、正しいプリンターが既に選択されています。 複数のプリンタプロファイルをインポートすることを選択した場合は、右側のパネルのドロップダウンメニューから使用するプリンタプロファイルを選択します。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/printer_select.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/printer_select-300x131.png 300w, /wp-content/uploads/printer_select-600x262.png 600w" alt="" width="490" height="214" loading="lazy" /></p>
<h3 dir="ltr">材料の選択</h3>
<p dir="ltr">材料が異なれば、必要なプリント温度、プリント速度、冷却、その他のさまざまな設定も異なります。 幸い、PrusaSlicerには多くの材料のプリセットが付属しているため、右側のパネルのドロップダウンメニューから1つを選択するだけです。</p>
<p dir="ltr"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/filament_selection.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/filament_selection-176x300.png 176w, /wp-content/uploads/filament_selection-235x400.png 235w, /wp-content/uploads/filament_selection-352x600.png 352w" alt="" width="269" height="458" loading="lazy" /></p>
<h3 dir="ltr">プリンタープロファイル/積層高さの選択</h3>
<p dir="ltr">個々にプリント積層高さを調整することで、プリント品質とプリント時間のバランスをとることができます。 PrusaSlicerでは、プリントプロファイルの中から選択できるようになっています。 まず、0.15または0.2 mmのレイヤーを使用することをお勧めします。これは、妥当なプリント時間で非常に優れたプリント品質を提供するためです。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/print_settings.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/print_settings-300x183.png 300w" alt="" width="268" height="164" loading="lazy" /></p>
<h3 dir="ltr">サポート材</h3>
<p dir="ltr">各レイヤーはその下のレイヤーの上に形成されるため、モデルの下にサポート構造のプリントが必要なときがあります。そうしないと、付ける場所のないところに形成しようとしてしまいます。 また、非常に急なオーバーハング構造のプリントを成功させることは難しいです。 PrusaSlicerは、サポートを配置する場所を検出し、それらを自動的に生成します。 サポートをオンにするには、右側のパネルのドロップダウンメニューからサポート：[どこでも]またはサポート：[サポートをビルドプレート(ベッド)に限定する]を選択します。</p>
<p dir="ltr"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/supports.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/supports-300x92.jpg 300w, /wp-content/uploads/supports-600x184.jpg 600w, /wp-content/uploads/supports-768x235.jpg 768w, /wp-content/uploads/supports-800x245.jpg 800w" alt="" /></p>
<p dir="ltr">（左）サポートが必要なモデル、（右）サポートが生成されたモデル</p>
<h3 dir="ltr">インフィル</h3>
<p dir="ltr">オブジェクトは通常、完全に塗りつぶしたソリッドでプリントすることはありませんが、かといって中空でもありません。 スパースインフィルパターンは、モデルの内部を間引ながら塗っていきます。 インフィルの主な目的は、最上層の内部サポート構造を提供することと、プリントの機械的特性を改善することです。 一方、通常、プリント時間と材料消費量の両方を削減するために、できるだけ少ないインフィルにしたいと考えます。<br />インフィルの量は、右側のパネルで調整できます。 一般に、15％程度の値でうまく機能します。</p>
<p dir="ltr"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/infill.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/infill-300x204.png 300w, /wp-content/uploads/infill-590x400.png 590w, /wp-content/uploads/infill-768x521.png 768w, /wp-content/uploads/infill-800x543.png 800w" alt="" /></p>
<h3 dir="ltr">ブリム</h3>
<p dir="ltr">ブリム（つば）は、プリントベッドへの密着性を高め、反り上がりの可能性を下げるために使用されます。 これは、最初のレイヤーの最外周を拡張したアウトラインをプリントします。最初のレイヤーのフットプリントが非常に小さい場合に特に役立ちます。 右側のパネルのチェックボックスでオンにできます。 通常、プリントが終了したら、ブリム部分は手で容易に取り除くことができます。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/brim.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/brim-300x180.png 300w, /wp-content/uploads/brim-600x359.png 600w, /wp-content/uploads/brim-768x460.png 768w, /wp-content/uploads/brim-800x479.png 800w" alt="" /></p>
<h3 dir="ltr">プリント前のG-コードのプレビュー</h3>
<p dir="ltr">プリントする前に、常にGコードをプレビューすることをお勧めします。 [スライス実行]ボタンをクリックすると、自動的にプレビューモードに切り替わります。 または、左下隅にある3Dビューとプレビューモードの切り替えを使用するか、Tabキーを押します。 右側の垂直スライダーを使用して、プレビューレベルを調整し、個々のレイヤーをチェックできます。 モデルの全体的な形状をチェックし、3Dオブジェクトと一致していることを確認します。 空中でプリントを開始するところがないか注意してチェックしてください。気付いた場合は、サポート生成をオンにする必要があります。 すべて問題がないように見える場合は、[Gコードのエクスポート]を押して次に行きます。</p>
<h3 dir="ltr">Gコードの出力</h3>
<p>PrusaSlicer は、SDカードやUSBメモリなどの取り外し可能なメディアが挿入されていることを、自動的に検出します。</p>
<p>検出されると、Export G-codeボタン（右下）の隣に、新たに Export to SD / USB drive ボタンが表示されます。これをクリックすると、SDカードまたはUSBフラッシュドライブに初期化されたパスでファイル保存ダイアログが開きます。</p>
<p>複数のSDカードやUSBメモリーが検出された場合、最後に開いたファイルダイアログが表示されます。<br />一度 Gコードが取り外し可能メディアに検出されると Export G-code ボタンの横に Ejectボタン が表示され、デバイスを安全に切断することができます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2023/01/sd_usb-1.png" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="First print with PrusaSlicer" alt="" width="1772" height="1080" /></p>


PrusaSlicerを使った最初のプリント

<p>初めて3Dプリンターキットを入手する際の楽しみの1つは、その組み立てです。初めての3Dプリンタの組み立ては、時間がかかるかもしれませんが、プリンタの構造を詳しく知るには <strong>最適な方法</strong> です。それだけでなく、プリンタ全体を組み立てることはとても楽しいことです。</p>
<p>組み立てにかかる時間はプリンタの種類によって異なり、一般的には数時間、複雑なセットアップ (例: MK3S + MMU2S) は1日か2日かかることがあります。 しかし、組み立てることは競争ではないので、時間をかけてゆっくりと、指示に従いながら、確実に <strong>組み立てを楽しんでください。&nbsp;</strong></p>
<h2>当社のマニュアル&nbsp;</h2>
<ul>
<li>各 <strong>キット</strong> には印刷された組立説明書が付属しています (<strong>MMU2S assembly manual 組立説明書はオンラインのみ</strong>)。写真をフル解像度でご覧になりたい場合は、いつでも <a href="https://help.prusa3d.com/en/category/assembly-manuals_272">オンラインマニュアル</a> をご覧ください。言語と製品を選びます。 お使いの <strong>プリンタのバージョン</strong> にご注意ください(例: MK3 assembly と MK3S は異なります)。</li>
<li>マニュアルは、&nbsp;<strong>英語、チェコ語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、ポーランド語、日本語 (一部) で書かれています。&nbsp;</strong></li>
<li>子どもからお年寄りまで、本当にすべての人にプリンターを楽しんでもらえるよう、わかりやすいマニュアルを心がけています。しかし、何かわからない点や苦戦してしまう箇所がある場合は、遠慮なく当社サポート <a href="mailto:info@prusa3d.com">info@prusa3d.com</a> にご連絡ください。&nbsp;</li>
</ul>
<h2>よくある組み立てミス&nbsp;</h2>
<ol>
<li>組み立てを急いでしまうと、途中でミスが発生することが多くなってしまいますので、急がないようにしましょう。最初からきちんとやるよりも、ミスを直す方が時間がかかります。</li>
<li>マニュアル内に&nbsp;<span data-hd-color="rgb(192, 80, 77)"><strong>赤</strong></span>&nbsp;のがでてきた場合は、その指示に従っているかどうか、常に再確認してください。これらは通常、組み立てに不可欠な手順です。これらの手順を守らないと、将来的な問題や遅延、最悪の場合、製品の破損を引き起こす可能性があります。<br />
<img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/asdd.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/asdd-600x389.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/asdd-800x519.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/asdd-300x195.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/asdd-768x498.jpg 768w" width="674" height="437"></li>
</ol>
<h2>どれくらい難しいか?</h2>
<ol>
<li>組み立てを完成させることは、マニュアルに忠実に従って進めていけば非常に簡単です。&nbsp;</li>
<li>各章には&nbsp;<strong>難易度&nbsp;</strong> の表記がされています。それを見れば、どんなことができるのかがわかるはずです。</li>
<li><strong>怖がらないでくださいね! 何万人ものユーザーが完成させたのですから、あなたも必ず完成できるはずです!</strong></li>
</ol>


組み立てガイド

<p>3Dプリント全般、ご注文、配送、校正、プリンターのトラブルシューティングなどについてご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。当社では、ライブチャットやメール (info@prusa3d.com)による24時間365日の完全なカスタマーサポートを提供しています。サポートは、 <strong>チェコ語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語があります。</strong></p>
<div class="note-callout"><strong>Live Chat -&nbsp;</strong>24時間365日対応しています。 <a href="http://shop.prusa3d.com">オンラインストア</a> の右下に表示されています。ご利用の際は、ログインしていることを確認してください。</div>
<div class="note-callout"><strong>メール -</strong> 当社の連絡先は <a href="mailto:info@prusa3d.com">info@prusa3d.com</a>です。&nbsp;</div>
<p><strong>サポート概要:&nbsp;</strong></p>
<ul>
<li>オンラインストアでの商品のご注文</li>
<li>販売前のご質問や、商品についてのご相談</li>
<li>ご注文内容の確認</li>
<li>購入したばかりのプリンターの組み立てとキャリブレーション</li>
<li>プリントに関する問題の解決策やお問い合わせ</li>
</ul>
<h2><strong>Knowledge base</strong></h2>
<p>今ご覧いただいているのが Knowledge base です。<a href="https://help.prusa3d.com">Prusa Knowledge Base</a>では、 チャットやメールで質問したことと同じ質問に対する回答を見つけたり、またそれ以上の情報を得ることができるでしょう。</p>
<p>トピックを検索するには、<strong>search field</strong> を使って検索してください。 またメインページでお使いの <strong>プリンタモデル</strong> に関連する記事を選択して読むこともできますし、7つの <strong>main categories:<br /></strong> をご覧いただけます。</p>
<ul>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/category/assembly-manuals_272">Assembly manuals</a></li>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/category/about-your-printer_201">About your printer</a></li>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/category/calibration_199">Calibration</a></li>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/category/using-the-printer_202">Using the printer</a></li>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/category/troubleshooting_194">Troubleshooting</a></li>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/article/general-info_1910">PrusaSlicer</a></li>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/category/3rd-party-accessories-other-projects_246">3rd party accessories</a></li>
<li><a href="https://help.prusa3d.com/materials">Extensive Material guides</a>.</li>
</ul>
<h3>ハンドブックと組み立てガイド</h3>
<p>組み立てと印刷のドキュメントは、チェコ語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語、日本語 (MK3S+, MINI)で用意されています。</p>
<p>ハンドブックをダウンロードするには、 <a href="http://www.prusa3d.com/drivers/">the Downloads page</a> または <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/printer-handbooks_125045">専用の Knowledgebase内の記事</a>をご覧ください。組み立てガイドは、Knowledge Baseの <a href="https://help.prusa3d.com/en/category/assembly-manuals_272">こちら</a> に掲載しています。これらは定期的に更新されていますので、常にオンラインのドキュメントを使用することをお勧めします。</p>
<h2><strong>Prusa 3D&nbsp;</strong></h2>
<p><a href="https://prusa3d.com">https://prusa3d.com</a> は、当社のウェブサイトで、当社のすべての活動の概要をご紹介しています。また、以下のセクションもあります。</p>
<ul>
<li><a href="https://shop.prusa3d.com/">Eショップ</a>: プリンター、フィラメント、スペアパーツをご注文いただけます。</li>
<li><a href="http://www.prusa3d.com/prusa-i3-printable-parts/">印刷可能なパーツ</a>: 当社の3Dプリンタの最新のSTLモデルを見つけることができます。&nbsp;</li>
<li><a href="https://www.printables.com/social/16-prusa-research/collections">サンプルオブジェクト</a>: テストされ、承認されたモデルをプリントすることができます。</li>
<li><a href="http://www.prusa3d.com/drivers/">ドライバーとマニュアル</a>: 最新のドライバー、マニュアル、ファームウェアのバージョンをご覧いただけます。&nbsp;</li>
</ul>
<h2><strong>Printables.com</strong></h2>
<p><a href="Printables.com">Printables.com</a> は、私たちのコミュニティプラットフォームで、3Dプリンタに関連するすべてのもののためのサイトです。私たちは、コミュニティサイトというユニークなコンセプトを用意し、Prusa Research コミュニティのすべての側面を、シンプルに、1つのログインで統一するように試みました。&nbsp;</p>
<p><strong>ここでは、その内容をご紹介します。</strong></p>
<ul>
<li><strong><a href="https://www.printables.com/model">Our model depository and marketplace</a></strong>&nbsp;は、50,000点以上のプリントがあり、モデル、プリントサービス、スキルを共有したい何千人ものユーザーがいるモデル保管兼マーケットプレイスです。ここでは、STLファイルだけでなく、オリジナルのPrusaプリンタ用のGコードを見つけることができ、すぐ簡単にプリントすることができます。アップロードされたファイルは、有害なコマンド（ノズルのベッドへの衝突、オーバーヒートなど）が含まれていないかチェックしています。</li>
<li><strong><a href="https://blog.prusa3d.com/">'Blog'</a></strong> - 編集者がプリンタの開発に関する記事、Prusa Researchの最新情報、当社の3Dプリンタや3Dプリント全般に関する情報を掲載する当社のブログです。</li>
<li><strong><a href="https://forum.prusa3d.com/">'Forum'</a></strong> - ここが、私たちのコミュニティの中心です。ディスカッションに参加して、世界中の他のメーカーや Prusaユーザー達と経験を共有しましょう。</li>
<li><strong><a href="https://world.prusa3d.com/">'World'</a></strong> - これは、世界中にあるすべてのPrusaプリンタの地図です。地図上に自分のマーカーを置くことができます。一般的なおおよその位置でも、企業の場合などは正確な位置でも構いません。 3つのオプションから選択できます: 他の人を助けたい場合、プリントをお願いしたい場合、一緒に過ごしたい場合</li>
<li><strong><a href="https://www.printables.com/group/discover">'Groups'</a></strong> 特定の地域の、他のメーカーとやり取りする方法です。このコンセプトは、2020年にパンデミックが発生したときに、メーカーが地元の病院や開業医のためにPPEを印刷しやり取りする方法を得て、飛躍的に発展しました。もちろん、これは氷山の一角に過ぎないので、グループについての詳細は、このテーマに関する <a href="https://blog.prusaprinters.org/how-to-coordinate-not-only-producing-of-protective-face-shields-via-prusaprinters-groups_32794/">ブログ記事</a> をご覧ください。</li>
</ul>
<p>まだ PrusaPrinters について聞いたことがない方は、 <a href="https://blog.prusa3d.com/prusaprinters-org-is-now-printables.com-ultimate-detabase-of-ed-models-for-everyone_66880/">our article</a> と <a href="https://youtu.be/v9CjXtnimFE">Youtube video</a>&nbsp;をご覧ください。 そこでは PrusaPrinters の素晴らしい機能をすべて説明しています。<strong>まだ登録されていない方は、今すぐご検討ください。結局のところ、コミュニティを維持しているのはユーザーのみなさまですから。</strong></p>
<h2><strong>ソーシャルメディアについて</strong></h2>
<p>ソーシャルメディアの公式アカウントとチャンネル:</p>
<ul>
<li>Facebook: <a href="https://www.facebook.com/PrusaResearch/">Prusa Research 3D printers</a></li>
<li>Twitter: <a href="https://twitter.com/Prusa3D">Prusa3D by Josef Prusa</a></li>
<li>Instagram: <a href="https://www.instagram.com/josefprusa/">josefprusa</a>, <a href="https://www.instagram.com/prusament/">Prusament</a>.</li>
</ul>
<h2><strong>フォーラム</strong></h2>
<p>公式フォーラム <a href="forum.prusa3d.com">forum.prusa3d.com</a>では、多くのヒントやインスピレーション、Original Prusa プリンタ やアップグレードに関する最新情報をご覧いただけます。ぜひご利用ください。&nbsp;</p>
<div class="note-callout">フォーラムのアカウントを作成するには、まずオンラインストアにアクセスし、そこでアカウントを作成する必要があります。同じログイン情報を持つフォーラムのアカウントも自動的に作成されます。ただし、2つのプロフィールのいずれかで行った変更は、もう一方のプロフィールには反映されません。パスワードなどのプロフィール情報を変更する際には、この点にご注意ください。&nbsp;</div>
<h2>非公式サポートチャンネル</h2>
<p>3Dプリントに関する素晴らしいヒントが得られる非公式な場所はたくさんあります。コミュニティは日々大きく成長しており、その雰囲気はたいていとてもフレンドリーで熱心です。</p>
<p>Facebook グループに参加することができます</p>
<ul>
<li><a href="https://www.facebook.com/groups/Prusai3users/">Original Josef Prusa i3/MK2/S/3 Owners</a></li>
<li><a href="https://www.facebook.com/groups/prusacommunityresin/">Prusa Community Forum - Official Prusa SL1 Group</a></li>
<li>この他にも様々な言語のグループがあります。</li>
</ul>
<div class="warning-callout">当社の公式サポートチャンネル以外で得られた情報については、当社は責任を負いかねますので、ご了承ください。</div>


カスタマーサポート

<div class="note-callout">PrusaSlicerが<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/simple-advanced-expert-modes_1765">Simple mode</a>のときは、このオプションは使用できません。</div>
<p><span style="font-weight: 400;">プリントするとき、<strong>最初の層は加熱されたプリントベッドに押し付けられ</strong>、その結果、<strong>通常より少し広くなってしまいます。</strong></span></p>
<p>たいていのオブジェクトにとっては問題にはならないかもしれません。しかし、正確な寸法が必要なものや、非常に厳しい公差で組み合わされるものがある場合、問題になることがあります。&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_foot.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_foot-300x136.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_foot-600x273.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_foot-768x349.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_foot-800x363.png 800w" alt="" /><em>エレファント・フット現象の補正を行わない場合、1層目の幅が想定より広くなることがあります。</em></p>
<h3>エレファント・フット現象の補正</h3>
<p>このわずかなエッジをサンドペーパーで削るなどする代わりに、最初のレイヤーのスケールを調整し、シュリンクさせるようにします。</p>
<p><strong>Print settings - Advanced - Elephant foot compensation</strong>&nbsp;で確認できます。この設定にアクセスするには、PrusaSlicerがAdvancedまたはExpertモードである必要があります。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_settig.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_settig-300x50.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_settig-600x99.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_settig-768x127.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/elephant_settig-800x132.png 800w" alt="" width="407" height="67" /></p>
<div class="tip-callout">デフォルトの0.4mmノズルでは、通常0.2mm前後の値でうまくいきます。<br />PrusaSlicerは1層目の細い線を自動的に検出し、縮め過ぎないようにします。この検出はPrusaSlicer 2.2以降に搭載されています。<br /> <img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/version_comparison.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/version_comparison-300x132.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/version_comparison-600x263.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/version_comparison-768x337.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/version_comparison-800x351.png 800w" alt="" width="644" height="283" /></div>
<div class="note-callout">Prusaの公式プロファイルは、<strong>デフォルトでこの設定がオン</strong>になっています。</div>
<h4>エレファント・フット補正をオンにしたモデルにはブリムが接続されません。</h4>
<p>これは意図的なものです。プレビューでは視覚化されていないスクイッシュを補正するものです。実際には、隙間は潰れた素材によって埋められます。補正をオンにすると、つばのモデルへの接続が弱くなることは事実です。</p>
<p>プリント時にブリムがパーツにつかない場合は、エレファント・フットの補正値が高すぎる可能性があります。</p>
<h4>プレビューでは1層目が変形しているように見えます</h4>
<p>エレファント・フット補正を適用する副作用として、細いフィーチャーがモデルの大きな部分に接続する場所で、スポット的に歪みが発生する可能性があります。この歪みは主にプレビューで顕著になり（実際には、最初のレイヤーのスクイッシュは表示よりも多くの領域を埋めます）、最初のレイヤーにのみ影響します。それでも、これが気になる場合は、補正をオフ（0）にしてください。</p>
<p>&nbsp;</p>


エレファント・フット現象の補正

<p dir="ltr">PrusaSlicerでは、モデルの異なる領域を定義し、異なるレイヤーの高さでプリントし、自動的にその間の移行をスムーズにすることができます。これにより、プリント品質の犠牲を最小限に抑えながら、プリント時間を大幅に短縮することができます。</p>
<p dir="ltr"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height-300x170.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height-600x341.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height-768x436.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height-800x454.png 800w" alt="" />レイヤーの高さを変えるには、<strong>自動、手動、または2つのワークフローを組み合わせて設定することができます。</strong></p>
<h3 dir="ltr">レイヤーの高さを可変にする設定</h3>
<p dir="ltr">まず、3Dビューでモデルを選択します。すると、上部のツールバーでレイヤーの高さを変えられるツールが利用できるようになります。これを起動するとすぐに、個々のレイヤーで作成された輪郭線のリアルタイム・プレビューが表示されます。右下に新しいウィンドウが表示され、3Dビューの右側には新しいパネルが表示されます。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 49.6227%;">
<p><strong>アダプティブ</strong></p>
<p>品質／スピードの設定に応じて、レイヤープロファイルを算出します。</p>
<p><strong>品質・スピード</strong></p>
<p>このスライダーを動かすことで、小さいレイヤーと高いレイヤーの比率を変更することができます。Adaptiveボタンを押すと、新しい可変レイヤープロファイルが表示されます。</p>
<p><strong>スムース</strong></p>
<p>その名の通り、レイヤー可変のレイヤー高さプロファイルを滑らかにします。<strong>半径</strong>を大きくすると、より曲線が滑らかになります。このボタンを繰り返し押すことで、さらに滑らかな仕上がりにすることができます。</p>
<p><strong>最小に保つ</strong></p>
<p>有効にすると、<strong>最小のレイヤーの高さ（緑色）</strong>は平滑化されず、最小値のままとなります。</p>
<p><strong>リセット</strong></p>
<p>可変レイヤーの高さ設定（自動変更、手動変更の両方）をリセットする。</p>
</td>
<td style="width: 50.3773%;"><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/automatic_window_upscaled.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/automatic_window_upscaled-300x246.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/automatic_window_upscaled-487x400.png 487w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/automatic_window_upscaled-768x631.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/automatic_window_upscaled-730x600.png 730w" alt="" width="391" height="321" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p dir="ltr">レイヤーの高さを自動で可変させた結果を、手動でも編集することができます。<br />また、自動ステップを完全にスキップして、すべてを手動で設定することもできます。</p>
<p dir="ltr">可変レイヤーの高さパネル（右側）の上にマウスを置くと、モデルの影響を受ける部分が黄色で強調表示されます。</p>
<p dir="ltr">マウス左ボタン&emsp;<strong>詳細の追加</strong></p>
<p dir="ltr">マウス右ボタン&emsp;<strong>詳細を削除</strong></p>
<p dir="ltr"><span class="key">Shift</span> + マウス左ボタン&emsp;<strong>ベースにリセット</strong></p>
<p dir="ltr"><span class="key">Shift</span> + マウス右ボタン&emsp;<strong>スムージング</strong></p>
<p dir="ltr">マウスホイール&emsp;<strong>編集範囲を拡大・縮小する</strong></p>
<div class="note-callout">なお、オブジェクトの<strong>すべてのインスタンス</strong>は、レイヤーの高さを可変するツールの<strong>影響も受けます。</strong></div>
<div class="note-callout">青い線の下に<strong>鋭いジャンプ</strong>が見えるかもしれませんが、<strong>これは正常</strong>で、最初のレイヤーの高さの設定を視覚的に表現しています。</div>
<p dir="ltr"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height2.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height2-300x173.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height2-600x347.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height2-768x444.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/variable_layer_height2-800x462.png 800w" alt="" /></p>
<p dir="ltr" style="text-align: center;"><em>レイヤーハイト可変の実用例</em></p>
<h4>どのようなレイヤーハイトプロファイルを選べばいいのか？</h4>
<p>プリントの大部分を占めるレイヤーの高さに近いプロファイルを選択するようにしてください。スライダーを動かして品質やスピードを上げると、高いレイヤープロファイルが選択されていても、本当に小さなレイヤーの高さになることがあるため、あまり関係ないと言えるかもしれません。しかし、プロファイルはレイヤーの高さ以外の部分も変化させます。例えば、高いレイヤーは押し出し幅が広くなります。平均的なレイヤーハイトプロファイル（例えば、0.4mmノズル用の0.15mmレイヤーハイトプロファイル）でも、ほとんどの場合うまくいくでしょう。</p>
<h3>自動可変レイヤーハイトメトリクス</h3>
<p>サーフェス品質に関する様々なメトリクスを実験しました。<strong>Slic3r</strong>に実装された<a href="https://tams.informatik.uni-hamburg.de/publications/2017/Adaptive%20Slicing%20for%20the%20FDM%20Process%20Revisited.pdf">Florens Wasserfall et al.</a>によるメトリクスは、最大離散化エラー（ソースモデルからのステップサーフェスの最大ユークリッド距離）を制限します。</p>
<p><strong>Cura</strong>では、XY平面における<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Contour_line">輪郭線</a>の最大距離を制限し、Waserfallによるメトリックよりも直感的な結果を生成します。</p>
<p>結局、さらに別のメトリクスを実装して、段差のある表面とソースモデルの間の断面積を制限しています。以下のグラフは、表面勾配に応じた各種メトリックのレイヤー高さの制限を示したものです。</p>
<p><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/metric_variable.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/metric_variable-300x264.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/metric_variable-455x400.png 455w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/metric_variable-768x675.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/metric_variable-683x600.png 683w" alt="" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>


可変レイヤー高さ機能

インフィルのパターン

<ul>
<li>Improved XYZ calibration</li>
<li>XYZ calibration results are now available in Support menu</li>
<li>Selftest fixed</li>
<li>Improved unload filament</li>
<li>Multi Material</li>
<li>When stopping a print, user is asked what filaments to unload</li>
<li>“T?” Gcode added, which selects extruder to use prior to the print</li>
<li>Added support for MK1</li>
</ul>
<p></p>


3.0.12

<p>Slic3r PE upgraded to 1.34.1 – Up to 4x faster slicing thanks to parallelization</p>


1.7.7

<p>Manual is suitable even for 3mm version except material temperatures and images.</p>


Original Prusa i3 Plus 1.75 mm

Downloads

Firmware 3.0.12

Drivers & Apps 1.7.7

Handbook 1.01

How to

Assembly Instructions