Original Prusa MK4SおよびMK3.9Sでは、CHTノズルまたはPrusaノズルを使用することができます。これらのプリンタはOriginal Prusa MMU3とも互換性があります。マルチマテリアルアップグレードに使用するノズルを選択する際には、いくつかの考慮事項があります。
MMU3を使用すると、同じノズルで最大5種類のフィラメントをプリントできます。フィラメントを引っ込めるとき、ノズル内に少量が残ります。プリンターはワイプタワーを作って前のフィラメントをノズルから完全に取り除き、次のフィラメントに色がにじまないようにします。
CHTノズルの内部設計はより高い流量を可能にしていますが、それはまた、色を変えるためにノズルから押し出されるフィラメントがより多くなることを意味します。これは、複数の色を使用する場合、ワイプタワーがかなり大きくなることに繋がります。
そのため、PrusaノズルがMMU3 MK4S用に同梱されています。
パージボリューム(mm³)は、パージタワーに送られるフィラメントの量を決定するものです。PrusaSlicerでは、PlaterのPurging Volumes...ボタンで調整できます。すると、「Use values from configuration 」または 「Use custom project-specific settings 」というオプションのボックスが開きます。2番目のオプションを選択すると、各フィラメント交換間のパージ量を調整できます。PLAの標準パージ量(mm³)は65です。他のフィラメント素材の標準パージ量は異なりますのでご注意ください。
標準のプリセット値を使用した場合の、PrusaノズルとCHTノズルのパージタワーを比較した下の画像をご覧ください。
Prusaノズルの場合、標準値ではきれいな色でプリントできるため、パージ量を増やす必要はありません。CHTノズルで同じパージ量を使用すると、濃い色が薄い色ににじむため、パージ量を増やす必要があります。色のにじみを防ぐために必要なパージ量の増加は、パージタワーを標準パージ量の半分以上の大きさに増加させてしまいます。
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